「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

TBS 「イブニングワイド」にほんやら堂グッズ続出

今日のTBSテレビ、夕方の「イブニングワイド」をご覧になりましたか?「自分あっため」というテーマで世に出ているいろいろなあったかグッズが紹介されました。中でもロフトの売り場に並んだ「あったかダウン ロングブーツ」や「あったかダウン アンクルウォーマー」はばっちり映っていました。「あったかダウン ケープ」もモデルさんが着用して登場。
最後には私の大好きな長峰由紀アナが「あったかダウン ロングブーツ」をスタジオで履いていました。

その他、他社製品でユニークだと思ったのは
フリースでできた羽織る毛布、簡単に言うとかいまき型のフリース・ブランケット。(別にこれじゃなくても、という感じですが、多色展開がカッコイイ。)
電気型掛け。(コードじゃまかな?)
一人用30センチ角の電気こたつ。(体格の良い人には無理だと思います。掛けふとんとの大きさがアンバランスに見えました。)
という事で今年はあったかグッズが続々。
懐は寒くても、身体はせめてポカポカに、という事なんでしょうか。

寒がりの私は、マシュマロソックスはもちろんのこと、レッグウォーマー、アームウォーマー、手袋、帽子、ハラマキ、ネックウォーマーと防寒グッズのコレクターと化していますが、ネックウォーマーはあんまりおしゃれなのが見当たりません。タートルネックのセーターを処分する際に首部分を切ってネックウォーマーにできますよ。できれば襟のくりが深めのタートルがいいですね。ボタンを飾りにつけたり、コサージュをつけたりして、オリジナルのネック・ウォーマーを楽しんでいます。

自宅の塀にはツタがはっていてここ1月ほど落ち葉を1週間に何回も掃除をする日が続きました。塀の長さ10数メートルでポリバケツにツタの葉がいっぱいになります。見知らぬ初老の奥さんが通りかかり「もう落ち葉もおしまいですね。」と声をかけてくれました。「夏はきれいでしたよね。今年も楽しませていただきました。」「ありがとうございます。」とお礼を言いながら、真夏ぼうぼうに伸びてくるツタの葉をやはり週何回も汗まみれになって剪定を続けたのを思い出しました。こうやって今年も暮れていきます。

ギフトシーズン到来

12月はギフトのシーズンです。お歳暮、クリスマス、ボーナスで自分へのご褒美など。

私の場合はお歳暮は目上の方へのフォーマル・ギフトと仕事仲間であり友人のような方へのセミ・フォーマルギフトがあります。後者については「お歳暮」なんて「のし」はつけないし、相手にあわせて自分で見つくろったものをきれいに包装し、手紙やカードを添えて送ります。昨年からもほんやら堂のミニゆたんぽをずいぶん使いました。ゆたんぽって使ってみたいという人が案外多かったからです。自分ではなかなか買わないけれどもらうとうれしいものなのかも知れません。今年はミニミニも出たので相手が若い女性やお子さんたちなら喜ばれること間違いなし。

入浴料、あったかグッズなども年末年始をリラックスして暖かく過ごすにはもってこいのギフトです。

話は変わります。ご近所に植木屋さんの資格まで取ったというガーデニング好きの奥さんがいらっしゃるのですが、奥さんが大切に育てた「皇帝ダリア」の花が先月の終わりごろから一斉に咲きました。皇帝ダリアは5mくらいの高さになります。ダリアですから木の花ではありません。茎がそのくらいの高さまで成長するのです。色は季節にふさわしく淡いパープルです。2階くらいの高さに一重の大きな花がたくさん咲いており、下から見上げる私が小人になったような気分。この見事な光景に知らない人まで三脚を持って写真を撮りに来られるとか。晩秋から初冬にかけて神様からいただいたギフトのように思えました。

皇帝ダリアとまではいきませんが、ほんやら堂の栽培セットも育てる楽しみ、自然とのふれあいを楽しめるギフトになりますね。

日本のクリスマス

11/19はボジョレー・ヌーボー2009の解禁日。私は事前に予約してあった銘柄もののボジョレー3本を仕事の帰りにデパートに取りに行きました。これは10本限定だったのですが、ずいぶん売り切れるまでに時間がかかったようです。空港でカウントダウンをしていた頃と比べブームも去った感がありますが、とんでもなく高いものでもないのにすぐ売り切れないとはやはり不況なのか、と思いました。今年は50年に一度のボジョレー・ヌーボーの当たり年なのに。2本はギフト用なのできれいなリボン飾りをつけてもらいました。ラベルが赤、紫、金などを使った凝ったデザインでイメージはクリスマスかお正月って感じです。私はワイン通というほどではないのでこのラベル・デザインが決め手でした。

先日展示会でコンサルタントをしていた時のことです。ヨルダンやパレスチナの企業の方々とご一緒でした。「日本はクリスチャンじゃないけれどクリスマスはあるんですよ。」と言うと「知ってる、知ってる、ただイベントとしてあるんだよね。」と彼らもよくご存じでした。他の国のように休日にはならないのでまさにおっしゃる通りのような気がしました。

インドネシアの国民の8割強はイスラム教徒ですが、クリスマスもちゃんと休みがあるのを知ったのは10年ちょっと前でしたが、びっくりしました。インドネシアでは、国民ひとりずつ宗教を登録しなければなりません。もちろんカルトはだめです。宗教は原則自由、したがってクリスマスも休日となるのです。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、これらの宗教は対立しているように思いがちですが実は原典は一緒。旧約聖書は共通のものです。その他の聖典が違うだけ。ユダヤ教はタルムード、キリスト教は新約聖書、イスラム教はコーランです。旧約聖書を知っていれば世界の多くの国で教養人として通用しますが、残念ながら日本人は読んだことがない人が圧倒的多数でしょう。旧約聖書は美術、音楽、映画などにもテーマとして取り入れられている事が多いので旧約聖書を知れば芸術もより深く楽しめるようになるはずです。

欧米人はクリスマス前後に休暇をまとめて取るビジネスマンが多く、日本が年末の休みに入る頃出て来ます。日本も業界によっては新年の行事が続いたり、成人の日もありますので12月中旬から1月中旬まで仕事ができない事もしばしば。お互いにフラストレーションをかかえての年末年始となります。

ひとくちに国際化と言いますが、違う文化や習慣を理解するのは大変です。私自身はこの違うからこそ生まれる感謝や思いやりの心がとても好きです。

春のプライベートショーにお邪魔しました

ほんやら堂のプライベートショーはもう春です。一般の方から見れば「これから冬なのになんて気が早い」と思われるでしょうが、アパレルをはじめ、季節商品のビジネスに携わっている方々はこんな時間枠で仕事をしています。

個人的なお話ですが、前回のプライベートショーは初日の一番乗りでした。早起きは三文の得と言いますが、比較的すいているのと社員のかたがたがディスプレイの修正などをなさっている姿に「手慣れている中の緊張感」を感じ、すがすがしい気持ちになりました。ということで今回も一番乗りを狙ったのですが、タッチの差で負けてしまいました。残念。

血液型栽培セットを見て思わず周囲の方に血液型を聞いてしまいました。血液型ごとに違うお花が咲くようになっています。ちなみに私はA型ですが、たいていB型かAB型と思われがちです。でも何度調べてもA型です。A型はかすみ草、B型は桃色タンポポ、O型はスイートピー、AB型はデイジーのお花が咲きますが、私のお花の好みはやっぱりB型かAB型です(笑)。なんていう話題づくりにぜひどうぞ。

春といえば、ピンク。大人気キャラクターのアルパカちゃんがピンクになって2種類登場です。ひとつはふわふわピンクにさくらの刺繍、もうひとつは母の日をターゲットにしたローズボア生地。いずれも4種類のピローです。

それからUVケアグッズにも注目。手袋、うなじ部分までおおうカバーについた帽子、フードつきボレロ、アームカバー、ボレロストールと一段とおしゃれになりました。パッケージもごみにならない巾着入り、持ち歩くのにも便利ですね。ボレロ類はエアコンの冷え対策にも使えます。今年は4月から日傘を使いましたが、年のせいか年々紫外線が気になります。おしゃれで実用的なギフトとしてもぴったりですね。

チーフデザイナーご推薦は「御薬湯」、昭和8年創製の入浴料で12月発売です。
ちょっとレトロなパッケージで高級感もある医薬部外品です。私は血圧も体温も低く、脈拍も少ない省エネタイプなので寒いこと、冷えること。この他にもほんやら堂はいろいろなタイプの入浴料を出していますので、うんと温まって冬の寒さを元気に乗り切りましょう。

以上、プライベートショーから気になった商品を独断と偏見で選ばせていただきました。

世界へ羽ばたく ほんやら堂

私が会社員になった30年ほど前の日本は「造船大国」、総合商社の船舶部という部署で船の輸出をしていました。そこでは日本の輸出船の半分以上のシェアを持っていましたので文字通り「世界一」の部隊。大きな木は影が大きいと言いますが、世界一であることの苦労は並大抵のものではありませんでした。

今では輸出の代表選手は自動車や家電、建設機械など主役が入れ替わっていますが、相変わらずごく一部の大企業に限られています。私が思うのは日本の中小企業にも「いいもの」はたくさんあるはず、海外の方々にもっと知っていただき、喜んでいただきたいと思って仕事をしております。私の会社では今年、超低温の業務用小型フリーザーや精米機を輸出しました。いずれも中小企業の製品です。

「ほんやら堂」の名前は日本の雑貨業界では知らない人がいないほど有名ですが、実は韓国でもかなりの売上をあげています。もともと韓国はキャラクターの開発も含め、ほんやら堂の商品群を製造するのが得意な国です。目の超えた消費者に評価されるのはすごい!私自身は香港や中国本土へ輸出させていただいたこともあります。

そんななか、ヨーロッパでの市場調査が始まっています。ベトナムへの輸出も始まりそうです。今は何でもやろう、可能性を探ろうというステップですが、さまざまな国の方々が、ほんやら堂の商品たちをご覧になってどのように感じ、どうしたら喜んでいただけるのか、早く知りたい気持ちでいっぱいです。

がんばれ!世界へ羽ばたく ほんやら堂!

足を温めると。。。

東京も朝晩はちょっと寒く思える日がふえてきました。
超寒がりの私もさすがに暖房は入れておりませんが、ほんやら堂のあったかスリッパとあったかダウンのショートブーツを愛用しています。

あったかスリッパの方は底が厚いので床の冷たさが伝わりにくく、中がボアでもこもこしているので裸足で足をつっこんでもやさしい肌触りです。
ショートブーツは最初は何とも感じなくてもはいているうちにポカポカしてくるので不思議!足首まで覆ってくれるのでスカート派にもパンツ派にもうれしい一品です。私はミニスカートやレギンスが多いので真冬にはロングブーツも大好きです。

あとは湯たんぽ用の足ウォーマー、今の季節なら湯たんぽを入れなくても足をつっこんでいるだけで暖かいですよ。

夕方になると脚がむくんで困るという方はいらっしゃいませんか?原因は血行の悪さと冷えなんだそうです。だから足を温めることは美脚にもつながるんです。

冷えると血行が悪くなり、血行が悪いとますます冷えるの悪循環。
女性の場合はどうしても薄着のほうがカッコ良いのでがまんしがちですが、冷えると免疫力が落ち病気になりやすくなります。病気ではないけれど、体調不良が続いている方、冷えすぎではありませんか?しょうがやねぎ、にんにくなどは安価で手に入りやすく、調理法もいろいろ、とにかく身体が温まります。

新型インフルエンザも流行っていることですし、ちょっとした工夫でこれから本格的になる寒さを元気に乗り切ってください。

手作りセラピー

今年の夏の大自慢はらっきょを自分で漬けたこと、昔のフレアースカートを改造してエプロンもどきのチュニックにしたこと、です。これをほんやら堂の女性社員の方にお話ししたところ、最近は「手芸セラピー セット」なるものが販売されているそうです。なぜセラピーになるかというと、非日常な体験と短時間での達成感が味わえるからだそうです。

「バリバリのキャリアウーマン」というと料理も作れないのではないか?と思う方も多いのですが、確かにそんな方もいらっしゃいますが、意外や意外、ビーズアクセサリーを作るのが趣味だったり、お料理がプロ級だったりします。知らず知らずにこれが気分転換と元気の源だったりするのでしょうね。

指先を使うと「ぼけ」ないと言われます。確かに画家や手工芸のプロは高齢まで現役の方が多いです。また、自分で作ったものは大切にすると思うのでものを大切にする精神も身につくと思います。

母の同窓生は半貴石の指輪づくりが趣味です。ご主人が「女性はひとつひとつ丁寧に愛情をこめて忍耐強く作ることをやったらいいのではないか」とお稽古をすすめてくださったのだとか。

ほんやら堂の商品も布を用いた商品は工場でミシンで一人一人の手によって縫われています。なまけたろうに衣装を作ってみませんか?おやすみ羊のピロー類にマイ・カバーを作ってみるのもおもしろいかも知れません。生地を探すのは面倒ならタオルを使えば色、柄豊富で安価です。曲線を縫うのが難しい方はTシャツの着なくなったものをつぶして作れば伸縮性がありますよ。

すっかり秋らしくなり、今年は紅葉も早いようです。
秋の夜長を「手作り」で楽しんでみるのはいかがでしょうか。

「友愛」のプチギフトはいかが?

衆院選は民主党が圧勝しました。鳩山党首がお好きな「友愛」って言葉、使わなくなって久しい気がしてなんだか反省しました。友愛、You & I いいですね!

さて、私はミーティングをかねてほんやら堂の新春プライベートショーにおじゃましました。気候は朝夕秋らしくなりましたが、プライベートショーでは一気に年末年始から春へとカレンダーを早めくりしたような感じです。

つくづく感じるのはプチギフトの種類の多さです。たとえば525円で「おやすみ羊 おめでとうサシェセット」があります。サシェとミニタオルが入ってパッケージもかわいくてこのお値段。いまどき、お菓子だって525円のギフトはなかなかありません。お値段うれしい399円から存在感のある1050円まで、選ぶのに困るほど楽しくきれいな商品が勢ぞろいしています。

年賀、成人式、卒業、合格、入学、進級、新生活と節目のちょっとしたご挨拶に、イベントの景品にぴったりです。

前にも書いた事がありましたが、他人に喜んでもらえる事は自分にも最大の癒しになります。景気が悪い、なんて落ち込んでいないで。そんな時こそ、人への配慮や礼儀正しさが光ります。相手の笑顔は自分も笑顔にしてくれます。

東京ショールームへフランス人がやって来ました

先日、私の仕事の仲間であるパリ在住の日本人コンサルタントNさんが日本にやって来ました。彼の相棒であるフランス人女性コンサルタントAさんも別件で日本へやって来ていたので、一緒に会いましょうという事になりました。

お茶を飲みながらの打ち合わせでも良かったのですが、ほんやら堂の商品を見てもらおう!と思いたったのです。私も海外出張時はできるだけ外へ出て、商品や消費者の行動をそれとなく観察するのが好きです。また、それが仕事のヒントになるのです。

ほんやら堂の渋谷のショールームにお伺いした日は台風で朝はバケツをひっくり返したような雨でした。その前日は東京に震度4の地震があり、まさに彼らはご難続きです。

私の最大の関心事はゆたんぽでした。ヨーロッパ人は「社会性」を大切にしますのでエコに大変関心があります。また、消費行動も非常に堅実なので向いているのではないかと思ったのです。フランスで売っているゆたんぽは日本の昔の水枕のようなゴム製のぷにゃぷにゃした素材でできていて、おまけに蓋からお湯がもれてくるのだそうです。(えっ?危ないじゃないですか?)日本の安全基準をクリアしていると説明するとAさんニコニコ。彼女は「そらべあ」のカバーがお気に入りのようでした。

彼らが帰国した翌日、Aさんが行きつけのドラッグストアへ行き、オーナーに日本のゆたんぽの話をすると、即トライアルの発注がいただけたそうです。これがほんやら堂のヨーロッパへの初輸出となります。「キャラクター製品は子どものもの」という大人社会フランスでもだんだんキャラクター製品が売れるようになっているとか。今後の展開が楽しみです。

ちなみにAさんはルイ・ヴィトンやエルメスといった欧州トップブランドのプロモーションのコーディネーター、時には日本文化をフランスへ紹介するお仕事もなさっています。そして13歳のお嬢さんを持つ優しいお母さんでもあります。


8月16日に生まれて

私の誕生日は8月16日です。
子どものころは夏休み真っ最中で友達たちやクラスでのお誕生会などすっかり忘れられてしまう存在でした。会社員になって、私の勤務していた会社はいわゆる会社全体でのお盆休みはありませんでしたので、やっと誕生日会をやってもらえる!と期待したところ、やはり旧盆時期で休む人が多く、少ないメンバーでお誕生会をやってもらえる事になり喜んだら、今度はレストランなどお店がお休みだったりします。どこまでついていないんだ〜って感じです。

会社員の頃、男性2名と一緒に大阪へ日帰り出張しました。最終の新幹線の中で3人で宴会状態になり、なぜか「誕生日会」の話題になり、何と3名とも誕生日が一緒だったのでびっくりした思い出があります。3名中3名とも同じ誕生日というのはすごい確率でしょう?東京に戻ってから「誰かが調子を合わせるために嘘をついているのではないか」と思い、再確認しましたが本当でした。

10年ほど前から「誕生日がうれしい年ではないでしょう」なんて嫌味を言われることもあるのですが、エアコンもない時代に猛暑の中で生まれ、「10歳まで育てば後は何とかなるでしょう」と先生に言われたほど身体の弱い子どもでした。「美人薄命なのにおかしいなぁ」と人には言うのですが「憎まれっ子世にはばかる」の言葉通り、病気や怪我は多いものの10歳の何倍も長生きできているので、いくつになっても誕生日は私にとってうれしいものです。

昔は「8月16日というと終戦記念日の翌日だね」と言われる事が多かったのですが、戦後も64年、「終戦」という言葉をボキャブラリーに持たない世代が増えてきています。戦争を体験した世代の方々は辛い日々を思い出したくない、あるいは今更言ってもどうしようもない、と思われるかも知れませんが、どうぞ平和の尊さと戦争の悲惨さを若い世代に伝えていただきたいと願っています。

8月16日の伝統行事は京都の大文字焼きです。お盆の終わりを告げる送り火です。このあたりで日本の暑さもいよいよ盛りを過ぎます。

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