「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2007年11月

ネーミングの難しさ

11/21に銀座で行なわれたほんやら堂のプライベートショーにおじゃましました。
普段東京で仕事をしている私にとって東京でのイベントはほんやら堂のいろいろな方々と直接お会いでき、また開発されたばかりの全商品をずらりと見る貴重な機会でいつも楽しみにしています。

いよいよマタニティ&べビーグッズ、「マザーメリー」と「ベビーメリー」のシリーズが登場しました。妊婦さん用の「横向き抱き枕」や「背もたれ枕」は、きっと病気、怪我、高齢などで通常の寝姿勢を取れない方にも便利なのではないかと思います。「マタニティ用」と名づければ、用途が明確で売る側としては妊婦さんターゲットだけを考えれば売りやすいことは確かです。でも、この商品の機能を利用して妊婦さん以外にも快適に暮らせる人がいたとしても商品の存在にも気づかず、気づいたとしても特に男性はマタニティ売り場へは行きづらいのではないでしょうか。そうかと言って誰でも使えるような商品名にするとインパクトが薄れてしまう。これがネーミングの難しいところです。

ベビー用のタオルにしても、小さなお子さんのいらっしゃるおうちではピンクは○○ちゃん、クリームは△△ちゃんとマイタオルとして識別するのも楽しいですし、お客様用のタオルとして使うのもおしゃれなのではないでしょうか。

日本人はどうしても真面目すぎるのか、便利な商品があふれ過ぎているのか、自分のアイデアで商品を使いこなすのが下手になっていますね。ほんやら堂からは春に向けて新商品が続々発売されます。あなたならではの楽しみ方をぜひ見つけてください。

シンガポールとほんやら堂

シンガポールで発行されている「JAPAN CLOSE-UP」という日本を紹介する雑誌にほんやら堂のリラビトが掲載されたそうです。シンガポールは東南アジアの情報の中心地であるばかりでなく、欧米諸国にとっては古くから中国、インドへのビジネスのゲートウェイでもあります。そのすぐれた金融制度や法務、ロジスティックといった管理的サービスを活用してアジアビジネスの拠点としている企業もたくさんあります。

先日発表された世界経済フォーラムの国際競争力ランキングでは日本は8位、シンガポールは7位です。もちろんアジアでシンガポールがトップです。人口4百万人強の小さな都市国家ですが、あなどれません。いえ、小さいからこそ、早くから自国の特性を伸ばせ、管理も行き届いたと言えます。

実は先日シンガポールの上場企業の管理職の方々と食事をしたのですが、ひとりは女性で10年ぶりの来日だそうです。彼女は「日本はいろいろな建物があるから好き」なのだそうです。ごちゃごちゃと新旧の建物が入り混じり、都市計画なんてなっていないと思えばそれまでですが、それがまた味わいがあり、退屈させない何かがあるのでしょう。

一方、シンガポールには日本料理屋があふれており、高くはないので、自分たちは日常的に食べているので、わざわざ日本で日本料理は食べたくないと言われ、銀座のフランス料理にしたのですが、日本のフランス料理は気取らず、おいしく、手ごろな価格で楽しめるので素晴らしいと絶賛。外国人が日本料理に食べ飽きているのも良し悪しですね。
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