「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2008年04月

ベトナムに行って来ました

ベトナムに出張しました。ほんやら堂の製品は現在一部国産もありますが、多くが中国で生産されています。毎年生産量がふえるばかりでなく、中国でのコスト高、政府の政策により労働集約産業をなくそうとしていることなどからベトナムでの生産を考えて来ました。中国に一極集中するリスクを避け、安定的に日本の市場に供給するという目的も持っています。生産をお願いする工場は時間をかけて慎重に選びました。販売のほうも韓国市場が順調に大きくなっています。皆さんの目に見えないところでもほんやら堂はどんどん国際化をしているんですよ。

さて、ベトナムといえば民族衣装のアオザイ。皆が日常に着ていると勘違いしている日本人が多いのですが、街で目にするのは学校や接客業の制服としてのみです。あとは晴れ着として、まあ日本の着物みたいな感じでしょうか。同じ形に見えますが、きつめ、とかゆるめ、衿の高さなどいろいろオーダーできるのだそうです。最近は衿がふわっと開いていたり、フレアーパンツのようにスカートかな?と思うような太目のパンツのものを着ている人も見かけます。ああいうぴちぴちの衣服を着ているからベトナム人はスタイルが良いのでしょうか。

次に生春巻きですが、レストランに行くと日本人と見るや必ずすすめられます。ところがベトナム人にとって伝統的な食べ方は揚げ春巻きなのでベトナムの方と食事に行くと生春巻きを注文するケースは少ない気がします。東南アジアのお料理ではベトナムが一番さっぱりしていて、盛り付けなども美しく、お箸の文化でもあり、日本料理に近い気がします。

行った事がない方はご存知ないかも知れませんが、ベトナムでは米ドルがほとんどどこでも通用します。ベトナムの通貨ドンと併用されていると言っても過言ではありません。お店でドル札を出してドンでおつりが来ることもしばしばですが、16,000ドンが約1米ドルで、日本人はすぐ計算がわからなくなり、だまされたかも?とあとで計算機で計算したりするのですが、合っているのです。ベトナム人は理数系に強いと言われますが、このおつりの計算だけでもそう思います。

春の嵐

私の住む東京では桜が咲いたかと思ったら激しい風雨、ぐっと寒くなったので案外花持ちが良かった気がします。先日の台風なみの風雨もうきうきした気分がぐっと引き締まるような「春の嵐」でした。暖房は大げさ、でもじっとしていると寒い日にはゆたんぽが便利です。

4月に入り、生活環境が変わった方もたくさんいらっしゃると思います。
ほんやら堂はHPもリニューアルされ、新入社員も入り、新商品も続々登場します。

偶然、今年社会人になった男性と大学生になった男性と知り合いました。一様に「期待と不安」をいだいているようです。これは30年以上も前、私が大学生になったり、社会人になったときの気持ちと何ら変わっていません。世の中は変わっていっても、人間の本質はほとんど変わらないという良い証拠だと思います。

会社員であった30歳頃、ある雑誌のインタビューで「20代は社内人脈、30代は社外人脈、40代は海外人脈」と偉そうな発言をしたことがあります。異動や組織変更が多かったので苦労した分だけ20代のうちにかなり社内では人脈ができていたので調子にのってそう言ってしまったのだと思います。ところが予言?どおり、30代ではありとあらゆる業界の方と知り合うことができ、40代からは海外に人脈がふえ始めたのです。
「夢は思えばかなう」とよく言われますが、目標をおくことで人はどこかで努力をしているのだと思います。また、その姿を見てサポートしようとしてくれる人が必ず現れるものです。

短期的で実現可能な小さな夢を重ねていくことも成長ですが、もう少し長い目で見た自分のテーマを設定すると豊かな人生が広がるような気がします。
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