「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2012年04月

いよいよ5月

明日から5月です。という事は2012年も3分の1が過ぎたということですね。私は昨年の終わりごろから超多忙でしたので、3/1年も十分1年くらいだったような気がします。

東京では今年は春らしいうららかな日は少なく、連休とともにいきなり初夏の陽気で、ほんやら堂のひんやりグッズをそろそろ準備せねばと思っています。

連休のフィナーレを飾るのが5日の「子どもの日」、「端午の節句」とも呼ばれますが、起源は紀元前3世紀の中国の楚と言われているそうです。旧暦の午の月は5月にあたり、最初の午の日を節句として祝っていたのが、午=5で5月5日になったとのこと。端午の端は「はし」つまり「始まり」の事で月の始めの午の日を意味したそうです。

「ちまき」「よもぎ」「菖蒲」も中国から来た端午の節句のアイテムです。

日本ではもともと「五月忌み」という田植えの前に男性が戸外に出て、女性は家にこもるという習慣があり、これに端午の節句が合わさったと言われるようです。日本では何と女性のお祭り日だったんですね。

男の子のお祝に変化したのは鎌倉時代でこいのぼりもこの頃から。ただし、一般にこいのぼりが広まったのは江戸時代からの事だそうで、関東の風習です。柏餅は日本の習慣だそうです。

こうして調べてみると中国の風習が日本の文化と融合して独特のものに変化していく事がわかって面白いですね。青空にこいのぼりが泳ぐ景色をながめる目もちょっと変わるような気がします。

さて、連休が終わると新年度のざわつきも一段落。本格的に勉強や仕事に励む時期となります。私の経験からすると海外からの来客も多いシーズンです。下旬にはほんやら堂のプライベート・ショーがありますが、イベントもののスケジュールが結構たくさん入っています。梅雨入りまでのひとときお天気に恵まれる事を祈っています。

母の日そして父の日

温帯の国ならどこでも四季はあるのですが、日本の場合は四季折々の行事があり、四季の変化とともにその記憶が一層強くなるような気がします。

4月に入り、生活環境が変わった方も多い事でしょう。今年の東京の桜は遅く、「入学式の桜」となってしまいました。早い年は「卒業式の桜」で入学式の頃はもう散っているからです。不思議な事に例年大阪の桜のほうが東京より遅いです。

新しい環境に何とかなじんだ頃、あるいは新年度ならではのいろいろな行事な一段落した頃、GWがやって来ます。そもそも4月は季節の変わり目でもあり冬の疲れが出やすい上に気候も不安定な年がほとんどです。GWの過ごし方が体調管理に非常に大切なような気がします。

ストレスがたまったと一気にGWに遊び過ぎてかえって疲労が蓄積するケース、逆にだらだらと過ごしてしまうケース。どちらも挙句の果てに規則正しい生活に戻るのが苦になってしまうからです。GW、どう過ごすのがベストかは年齢や性格にもよりますし、心の休息が必要なタイプと身体の休息が必要なタイプとさまざまなはずです。自分に合った過ごし方を見つけてみては?

GWが終わると母の日がやって来ます。父の日が盛り上がらないのは日本では気候のせいもあろうかと思います。
母の日はGWも終わり、規則正しい日常を取り戻した頃でもあり季節的にも安定してきます。初夏のような日もあったりと気分が明るくなります。一方、父の日は梅雨時期でもあり、イマイチ気分が乗りません。

そしてギフト・アイテムも女性の場合はいろいろ選択肢が考えられますし、男性の場合はありきたりになってしまいます。ギフトの統計を見ても父の日には酒類が贈られる事が多いようです。

ほんやら堂の「母の日・父の日」カタログをご覧になりましたか?何を贈るかきっと参考になりますよ。
http://www.honyaradoh.com/00e00ca/catalog.html

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