「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2007年09月

十五夜

もう夜の12時を越しましたので、「昨日」と言わねばなりませんが、十五夜でしたね。皆さんは何か満月に向かって願いごとをされましたか?

9月14日に宇宙航空研究開発機構により月周回衛星「かぐや」が打ち上げられましたが月に向かって飛んでいる「かぐや」がひょっとして見えるのではないかと目をこらして見ましたが、やっぱり見えなくて残念でした(笑)。子どもの頃、「月ではうさぎが餅をついている」と教わった月面の模様も何だか「雪だるまの顔」に見え、お月様が変化しているのか、見る人のキャラにより見え方が異なるのか。。。

昔は祖母とお団子を作ったり、すすきを取りに行って「お月見」の支度をしたものです。もう私の住んでいる東京ではお団子なんか作る人はいませんし、すすきなんて見当たりません。そもそも高層ビルで月が見にくくなった、月なんて見ているゆとりがない、という時代になり、お月様の存在感も薄れがちでかわいそうな気がします。

昨年の今ごろ、ほんやら堂の方々と中国とベトナムに出張しました。両国ともあちこちで月餅が売られていました。最後のホーチミンシティの海鮮レストランで、「せっかくだから」と食後に月餅を食べたのですが、おなかがいっぱいだったので1ケを3人で分けることにしました。アオザイを着た若い女性が包丁で見事にパイ型に3等分してくれたのには従業員たちもびっくり。さて、月餅を満月に見立てた私たちの願いはそれぞれ叶ったのでしょうか?それともこれから叶うのでしょうか?いや、3分の1ずつ叶うのかも知れません。

台風見舞い

皆様には台風の被害はありませんでしたか?
今回は久々に関東地方に上陸した台風でした。さっそく、名古屋の工業デザイナーの先生からお見舞いのメールを頂戴しました。とてもお忙しい方なのにちょっとした気配りを絶対忘れない、そういうところをとても尊敬しています。そのメールには同じ名古屋の取引先の社長が東京出張中に台風にあいホテルを探すのに3時間かかって大変だったらしいと書かれていましたので、本当にいろいろな方の事を心配されたのでしょう。

ニュースに取り上げられるほどの被害がなくても、昨今のことですから、高齢者の単身世帯や小さなお子さんとお母さんだけの世帯など、災害には弱い家庭がたくさんあります。きっと不安や寂しさと闘いながら台風の通過を待ったことでしょう。「大丈夫でしたか?」の優しい一言をお互いに忘れないでいたいものです。

実は私は「おやすみ羊の防災セット」を枕元に置いて寝ました。停電になるかも知れないという情報があったからです。おやすみ羊の外カバーをはずすと防災頭巾になり、あとは斜めがけできる羊型のショルダーバッグの中に防災グッズが入っているすぐれものです。普通の防災セットはあまりおしゃれではなく、部屋の中には出しておけません、しまうとしまった場所すら忘れたという人の話をよく聞きます。おやすみ羊のはそのまま部屋にインテリアグッズとして出しておけるので、すぐ使うことができます。災害時のみでなく、キャンプやアウトドアのレジャーなどに持って行くのにも使えそうです。

テレビのアンケートでは、災害が気になるものの特に準備をしていない人は約半数。
「備えあれば憂いなし」、この際いざというときに備えて準備をなさいませんか?
意外と忘れがちなのは薬。特に持病があって継続的に薬を必要とする方は防災セットの中に必ずストックを入れましょう。大事な薬をもらいに行くのをうっかり忘れていた人が防災セットの中のストックのおかげで助かったとか。めったに使わないものでしまった場所を忘れそうな小物も防災セットの中に入れておくのもアイデアかも知れません。
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