「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2010年04月

一足お先に夏グッズを使ってみました

フィリピン(マニラとセブ)に1週間出張しました。現地は30度を越しており、ほんやら堂の夏グッズを試すチャンスとばかり、2アイテム持って行きました。

ひとつはUVカット巾着入りボレロストールです。
実は私のお仕事は国際機関のルールでビジネス・フォーマルと服装が規定されていますので、相手国の政府機関への表敬訪問や企業訪問は何度であろうが、長袖のジャケットを着用することになっています。東南アジアの工場や工房はエアコンはありません(扇風機があれば良いほうです)のでとにかく暑さにめげないのがまずは適性。

逆に日焼けの心配はいらないのですが、ホテルのエアコンの寒さ対策が必要となります。ホテルのエアコンは切ってしまいますが、ダクトから冷気が入って来るので寒い。パジャマの上にボレロストールを着て夜レポートを書いていました。でも暑いと知らず知らずに疲れがたまるんですね。つい、うとうと寝てしまいます。

ボレロストールは朝食のときの冷房の寒さよけにもなりました。また、帰国してからの気温差調整のためにも首に巻いていましたから旅のお供にはうってつけです。

そしてもうひとつ、着圧ルームソックス。今回は歩きまわることが多かったのでホテルに戻ると即着圧ルームソックスでした。セブでは1日9社訪問した日もあり、足が痛くてサロンパスを貼り着圧ルームソックスをはいて翌日に備えました。淡いピンクがやさしく癒してくれる感じです。いつもはハイヒールしかはかない私ですが、途上国の工場見学などは足場が悪いことや疲れにより怪我をする事もあるのでぺたんこに近い靴を用意、大正解でした。

私は使いませんでしたが、飛行機の中でも血液の循環が良くなるし、冷え対策になるのでいいかも知れませんね。

時として現実は想像を超える

東京はやっとお花見日和に恵まれましたが、風に桜の花が舞い散ったりもして週末までこの状態が持てば良いと祈るばかりです。

4月になると学校も会社も新しい顔を迎え景色が変わります。新年度に贈る言葉は「時として現実は想像を超える」、これは以前サッカー選手ロナウジーニョのインタビューで耳に残った言葉です。サッカー選手を夢見た貧しい少年がいつの間にか世界一の選手になっていたという事でしょう。

会社員生活24年、自分の会社を持って10年になりますが、2-3年前に会社員時代の先輩にあるセミナーで偶然お会いしました。あとで会社案内や近況報告を遅らせていただいたところ「失礼な言い方かも知れませんが正直なところあなたにそんな能力があるとは思いませんでした」と言う返事をいただきました。

私はその通りだと思いました。海外のクライアントを持つ、海外のブランドを日本に上陸させる、企業経営者の方々に講演を行う、日本で行われる貿易見本市のための商品選定を行う、中国でデザインコンペのコーディネートを行う、海外で講演を行う、などなど、いずれも会社員の頃には想像もしなかった私の姿です。

「日本とアジアの中小企業の国際化」これが私の仕事のテーマでしたが、ヨーロッパや中東関係の仕事もふえ、中小企業どころか大企業のクライアントまで持つ事になりました。これも目先の損得にとらわれず、ぶれずにまじめに仕事を積み上げてきたからだと思います。

私の仕事はコンサルタントですから、私自身の提供するサービスが商品でもあります。ですから小手先のまやかしでは通りません。いつも誠実にそして向上していかない限り、誰も見向きもしてくれなくなります。そういう危機感は常に持っております。

達成できるような具体的な夢をきちんと持つこと、志を高く持つこと、そうすればそれを支援してくれる人は必ず出てきます。「手段を選ばす楽をして生きたい」という風潮が蔓延しているような気がしますが、本当の苦労なくして本当の喜びはわからないと思います。悪知恵をめぐらすよりも額に汗して働く事の貴さを再度見直される世の中になってほしいと思う今日この頃です。
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