「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2009年07月

夏のひと工夫

いよいよ夏休みシーズンが始まりましたね。大雨だったりカンカン照りだったりといつもの梅雨らしくない梅雨でしたが、今度は梅雨明けしても雨模様が続きまさに異常気象です。

暑い夏を乗り切る工夫をご紹介します。

まずはお昼寝。寝苦しいのでついつい夜更かししてしまったり、朝も早くから明るいので早く目が覚め寝不足になりがちです。また外出の機会が多い方は暑さで体力が消耗しますね。そんなとき、10-15分昼寝をするとすっきりします。お仕事で目を酷使する方は目も休養できるので午後仕事がはかどりますよ。アイ・ピローやお昼寝枕があると便利です。エアコンは冷やしすぎないようにご注意。

冷え冷えグッズの利用。ジェルバッグを冷凍庫に入れておきカバーにセットして使うものでほんやら堂にはいろいろなサイズやデザインのものがあります。首に巻くタイプは屋外で作業をする時に楽です。足の裏用も外出から帰った後やお風呂上がりなど短時間で集中的にクール・ダウンできます。枕タイプは寝苦しい夜はもちろん、外出から帰ってエアコンが効きだすまでの「ひんやり」にどうぞ。とにかく冷凍庫にあれば発熱時やねんざなどを冷やすのにも使えますので必需品としての価値大です。

入浴料。夏はシャワーだけという方も多いかも知れませんが、ぬるめのお湯でゆっくりお風呂に入るのも疲れが取れます。特に長時間エアコンの中にいる女性は体を温めてくださいね。肌の露出する季節だけにボディ・ケアもしっかりと。




凡人の幸せ

今年も半分が過ぎようとした頃、マイケル・ジャクソンの訃報が飛び込み、連日彼のニュースだらけとなりました。私はマイケルのファンというほどではありませんが、ジャクソン・ファイブの頃のかわいい少年の姿がまず思い出されます。当時の米国は「有色人種にも白人と平等な権利を」と訴える公民権運動が盛んでした。おりしも米国の代表産業である自動車の町デトロイトにモータウン・レコードができ、ダイアナ・ロスをはじめテンプテーションズといった黒人のポップ・シンガーたちが彗星のように登場した時代でもあります。時代の流れが今まで差別によって閉じ込めていた才能を一気に開花させた感じがしました。

大人になったマイケルはカッコ良いものの、どこか精神的に病んでいるようにも見えました。大スターになればなるほど周囲の期待はふくらみます。うっかり買い物にも行けないでしょうし、自分の私利私欲のために近づいて来る人たちも多いでしょう。ライバルたちによるねたみ、うらみもあるでしょう。本人は有名税と思い覚悟していても、時にはそれらが家族までに及びます。事実、マイケルがなくなるまで米国での評判はさんざんでした。「マイケルをこきおろす」事で利益を得ていた人も少なくないに違いありません。

もうひとつは若くして才能を発揮する人たちの不幸です。ゴルフのタイガー・ウッズの時も思いましたが、若くして頂点をきわめた人の人生は大変です。頂点から先の人生があまりにも長すぎるからです。また、無邪気な子ども時代を知らずに、狡猾な大人たちにもてあそばれながら過ごす悲しさ。才能と運を持った人だけにわかる「幸福という名の不幸」かも知れません。

昔から「平凡が一番」と言いますが、凡人として細く長く生きる幸せを感謝し、凡人なりに努力をし、世に貢献しなければ、と思う今日この頃です。

ほんやら堂も大ヒット商品1発で終わりよりも、中ヒット、小ヒットをおりまぜながら長く愛される企業であってほしいと思います。
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