「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2011年03月

見上げれば桜

大震災と津波、そして福島の原発とあっという間に半月以上が経ちました。いまだに増え続ける行方不明の方々の数。寒さの中、大変な数の避難生活をされている方々。一方、復興の足音も着実に聞こえてきました。

話題は福島の原発に移りつつあります。本当は東京周辺がしっかりと経済活動を行って復興を支えなければいけないのに停電や放射能の数値に悩まされる毎日です。こちらはいつ終息するのかまったく目途がついていません。長期化すれば経済も弱者もまいってしまいます。

そんなこんなで桜の事はすっかり忘れていました。ふと見上げると日当たりの良い場所に植えられた若木には桜の花が咲いています。古木はまだつぼみのままです。桜はひとつでは地味な花ですが集まればこの上なく懸命で美しく、日本人のようです。

平時なら卒業、入学、就職と忙しい季節です。そんな人生の節目を迎える方々にとっては特に一生忘れられない思い出の年となる事でしょう。「さくらおやすみ羊」や「さくらバスギフト」も思い出のお手伝いができるかも知れません。

自然は災害となって強暴な力を見せつけてくれましたが、何事もなかったかのように咲く桜は春の訪れのしるしでもあり大きな自然の営みを感じさせてくれます。
被災地の皆様の所にも早く桜が咲くといいですね。思わず微笑ませてくれる春の支援者です。

東日本大震災のお見舞い

このたびの東日本大震災で尊い命を失われたかたがたに謹んでお悔やみ申し上げます。また、災害に遭われたかたがたには心よりお見舞い申し上げます。しばらくは辛い日々が続くかも知れませんが世界中が心を寄せてくれています。今日の15時現在で102の国と14の国際機関から支援の申し出があります。領土問題をかかえるロシア、韓国などの隣国も真っ先に手を差し伸べてくれました。アフガニスタン、東ティモールといった紛争を乗り越え、まだ自分たちも大変な国々も含まれています。ありがたいことです。国も個人も孤立感がただよう昨今でしたが、こんなに多くの友人たちに愛されていることを改めて確認でき温かな気持ちに包まれました。

東京にいる私は生まれて初めてと思うほどの揺れを体験しましたが、幸い、怪我はもちろんの事、何の被害もありませんでした。今のところ停電の対象にも入っておりませんが、原発の事故の動向が気がかりな毎日です。地震で原発まで事故を起こすとは思っていなかっただけにショックですが、冷静に考えれば、地震、大津波、広域の火災、原発の事故は「あり得なくはない」わけで「まさか、そこまでは重ならないだろう」という人間の気の緩みに対する神の警告かも知れないと反省の気持ちを持って受け止めています。

昨日、ほんやら堂の夏カタログが届きました。夏といえばUVカット商品群、クールジェルの商品群がおなじみですが、今年の夏はコスメがいっぱい。フルーツのパック、炭酸パック、エスカルゴ化粧品、お姫様のエステ・シリーズに入浴料、フェイスマスク、フェイス(ジェル)パック、ボディパックが勢ぞろい、肌の気になる季節の力強い味方となりそうです。

このカタログの商品を使う頃には、明るい日差しとともに被災地の皆様にも復興への兆しが見えているといいですね。日本の四季の移り変わりは気持ちを切り替えるという大きな力を持っています。

しばらくは余震や原発事故に関する不安、計画停電による不便さを多くの人々が経験することになりそうですが、力を合わせて早くこの難局を乗り越えることができれば良いと思っています。被災地の皆様、どうぞお気をつけてお過ごしください。
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