「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2008年05月

四川大地震で感じたこと

中国の四川大地震の犠牲者、被害者の数は毎日どんどんふえて行きます。そもそも沿岸部の大都市ではないのに、どうしてこんなに人がいるの?中国の人口の多さを改めて感じました。心よりお見舞い申し上げます。

日本の国際緊急救助隊は2次災害の危険性もあり、撤退を余儀なくされましたが、意外だったのが中国の方々からの熱い感謝と感動の嵐でした。何と中国人の日本人に対する好感度は84%にもなったそうです。日本としてはごく当たり前の事をしただけなのに。。。

ちょっと心理学的に分析してみると、特にこの地域は反日感情を持つ人が多く、「自分たちは日本が嫌い。だから相手も嫌っているだろう。それなのに来てくれた。」という気持ちになり、ありがたみが増したのかも知れません。そう言えば、私たちも日常生活の中で自分が苦手な相手に対して、あちらも自分を嫌っているだろうと勝手に思いこんでしまい、ますますぎくしゃくした関係になることがありませんか?

また、中国人はよく自己中心と言われますが、他人の親切にこれだけ感謝と尊敬の念を抱いてくれるなら、単なる素直な国民なのかとも思い直しました。誰だって基本的には自己中心なはず。一方、日本人は他人からどう見られるかを気にしすぎ、ストレートに感情を表さない。だからストレスをためこんで自殺したり、人を殺めたりするのではないでしょうか。

チベット問題も含めて波乱含みのオリンピック・イヤーを迎えた中国でしたが、地震のおかげ?でしばらくは強烈なバッシングはなさそうです。

さて、他人事とは言えない地震国日本の私たち、おやすみ羊の防災セットはもうお持ちですか?

母の日とカーネーション

とうとうGWも終わり、次にやって来るのは「母の日」です。
「商業主義だ、くだらない」という方も世の中にはいらっしゃいますが、あまりにも身近な存在だけに「面とむかって感謝するのが照れくさい」方にはこの商業主義を利用をするというのも手ですよ(笑)。小売店ではいろいろなギフト・アイテムがディスプレイされますし、無料ラッピング・サービスのお店もあったりします。ほんやら堂にも母の日にふさわしいアイテムがたくさんあります。

さて、母の日というとカーネーションをまず思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。菊、バラと並んで最も消費量の多い花です。私は母の日にはファッション・アイテムを贈ることが多いのですが、たまたまカーネーションの鉢植えがセールだったので一緒にプレゼントをしたことがあります。いつもは「わざわざ花なんて要らない」という母ですがとても喜んで当家を訪れるお客様にも自慢していました。やはり母の日のカーネーションっていくつになっても特別なものかも知れません。

私にとってもカーネーションは縁のある花です。ある切花の専門商社をクライアントに持っていたときはカーネーションの輸入を担当していました。カーネーションは品種改良がとてもしやすい品種らしいです。黄緑からベージュのような都会的な色のものや2色がまざっているものなどたくさんのバリエーションを楽しめます。ほっこりと丸く、やさしげなのに丈夫で飽きのこない花です。花持ちの良いのも特徴です。切花を長く楽しむには水につかっている部分はバクテリアがつきやすいので、時々水を替え、茎も一緒に洗ってやります。少し元気がなくなってきたら茎を切って短くします。導管が短くなると水の吸い上げが早くなるので新鮮さを保ちやすくなるからです。短くなったら、食卓やデスクの上に一輪、というのも「癒し」のひとときを作ってくれます。
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