「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2009年04月

オーストラリアのなまけたろう

自宅に20年前にやって来たオーストラリア製のコアラのぬいぐるみ「レイジー・ビラボン」がいます。レイジーすなわち怠け者、よく考えたらなまけたろうの親戚かな?と思い、そのお話をしてみます。

このコアラは身長30センチくらい、すっとんきょうな顔に丸々と太った子どもという設定です。実はストーリーがあり、山火事で両親を失った孤児なのです。耳には絆創膏、手には白い包帯が巻かれています。洋服もつぎがあたっていたりします。レイジー・ビラボンは本当はこのコアラの住んでいた地名ですが、私はずっと「レイジー・ビラボン」とこの子を呼んでいます。

実はこの商品、「ダウンアンダー・オーファン」と言い、当時やはり孤児だった青年が考え出したオーストラリアのヒット商品。カンガルーやカモノハシのバージョンもあるとか。コアラは米国で100万個も売れたそうです。日本でヒットしなかったのは、いわゆるキレイめのカワイイ系の顔ではないことやぬいぐるみが包帯をしたり、ぼろの服を着ているのはいただけない、という価値観の差からではないでしょうか。

私自身は弱者をいたわる精神をこの「ケガをしているコアラの孤児」のぬいぐるみから自然と植えつけられるのはすばらしいことだと思いました。

ストレスの多い現代社会で「癒される」ことは大切ですが、誰かを「癒してあげる」ことができれば自分も「癒される」と思うのですが。

GW自分が楽しむだけでなく「小さな親切」もしましょう。



お花見

東京の桜は寒気が居座ったためなかなか咲かず、また散るまでスローモーションでの展開でした。花見客をあてこんだビジネスの方にはうれしかったのではないでしょうか。新年度で生活環境が変わった方にもなごみのひとときを例年より長く与えてくれた気がします。

実は私の自宅と仕事場の周囲には玉川上水跡の遊歩道、善福寺川公園、また庭に桜の古木のあるお宅も多く、外出ついでに、あるいは窓から、と毎日手軽にお花見ができます。

今年は親子三代、100歳近い高齢の方が車椅子で、お茶会でもあったのでしょうか和服姿でのお花見客が目立ちました。のんびりとした人間らしい生活、自然とのふれあいが久々に戻ってきたような気がします。不況のせいでお花見も「安近短」なのかも知れませんが、忙しくて花を愛でるゆとりがない、親しい人との語らいもない豊かさよりも、心の豊かさのほうが大事と人々は気づき始めたのではないでしょうか。

香港のクライアントから「桜の写真を送ってね」と頼まれていたので送ると「ちょうど刺身を食べて帰って来たところ、実にグッドタイミング。今日はおかげで楽しい日になりました。」と感謝のメールが即帰って来ました。何度も日本に来ながらまだ本物の桜を見たことのない彼は桜を観ながら刺身でも食べた気分になったのではないでしょうか。

ベトナム大使館の商務官からもハノイの桜祭りの話を聞かされるなど、外国人からも桜の話題が続出の今年となりました。

すでに、街はライトピンクから鮮やかなグリーンへと色を変えつつあります。

早いもので私のブログも4月で3年目を迎えます。今後もほんやら堂のテーマである「ゆとり」「安らぎ」「豊かさ」「暖かさ」「優しさ」について書いていきたいと思っていますので引き続きお立ち寄りくださいね。
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