「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2007年05月

病室のなまけたろう

 手術のため5日間東京のど真ん中の病院に入院しました。さっそく、ほんやら堂の社長がお見舞い役として「アロマなまけたろう抱き枕」を派遣してくださいました。黄色系のメッシュの衣を着てひまわりの造花を持つなまけたろうは真ん丸い目をしてずっと枕元のキャビネットの上で私を見守り、応援し続けてくれ、スピード退院することができました。ドクター、ナース、見舞い客にも人気者でした。自宅に連れて帰るとなまけたろうは「どんなもんだい。おかげで元気になったでしょう?」と威張っているかのように見えます。
 実は私にとって3度目の入院、今まではお見舞いによく生花をいただきました。きれいだし気分も華やぐのですが、あまりたくさんいただくと水をかえる、夜病室の外に出す、枯れたら捨てる、という作業は病人にとって苦痛になります。その点、ほんやら堂には療養中の方々を癒し、サポートする商品がたくさん揃っていて心に残るお見舞いグッズとしても最適ですね。
 今回の入院で改めて尊敬したのは、真夜中でも必死に救命活動にあたっているドクターやナースの姿です。彼らは人の命を救うために自分の健康を犠牲にしていると言って過言ではありません。夜勤専門のナースに「お身体大丈夫ですか?」とたずねたら「患者さんに心配してもらっちゃ仕方がないわね。」と苦笑していました。彼らのようにはなれなくても、皆何かしら他人の役にたつことはあるはず、皆が少しずつそれを発揮したら「美しい心の日本」になるはずです。

「ぐろーばりぃ」なほんやら堂

 ほんやら堂の海外取引をサポートするのが私の役目のひとつです。
お会いしたこともない外国の方とメールで商談をすすめるのはワクワクハラハラの連続です。たとえば、国によってはお名前からして男性なのか女性なのかわからない、産業構造の違いによりどんな業態なのか把握しにくい、単に情報収集をしているだけなのか、真剣に取引を考えてくれているのか、はたまたコピー製品をたくらんでいるのか、などなど想像は果てしなくふくらみます。特に相手が英語を母国語としない場合は返事をいただけないとコミュニケーション力不足で「言いたくても言えない」のかわざと「言いたくない」のか判別に困る局面もしばしばです。海外のお客様に関する面白いエピソードを通して「ぐろーばりぃ」なほんやら堂の一面を時折紹介していきたいと思います。

 以前、タイの大手企業から引合をいただきました。時期的に商品が間に合わず成約には至りませんでしたが、特に残念がっていないところを見ると「だめもと」ないしは「参考情報」としてアプローチをされたのかも知れません。
 その後クリスマスのシーズンになり、コミカルなグリーティング・カードをメールでいただき新鮮な驚きを覚えました。それまでのやり取りはとてもビジネスライクなものだったからです。次に「こんなカードもかわいいでしょう」と子猫の動画を送ってくれました。私のことを若くてかわいい日本女性と思ってくれたのかしら?と苦笑いをしていると次は唐突にその企業で扱っているという中国製の文房具の売り込みのメールを送ってきました。残念ながら日本の消費者にとっては嬉しくも素敵でもない商品、しかも中国製をわざわざタイから買う必要がないではありませんか。在庫処分をしたかったのか、ただ自慢したかったのか真意のほどはいまだに謎です。でも何らかの形でほんやら堂と取引をしたいと思ってくださったのでしょうね。ありがたい事です。
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