今年の夏の大自慢はらっきょを自分で漬けたこと、昔のフレアースカートを改造してエプロンもどきのチュニックにしたこと、です。これをほんやら堂の女性社員の方にお話ししたところ、最近は「手芸セラピー セット」なるものが販売されているそうです。なぜセラピーになるかというと、非日常な体験と短時間での達成感が味わえるからだそうです。

「バリバリのキャリアウーマン」というと料理も作れないのではないか?と思う方も多いのですが、確かにそんな方もいらっしゃいますが、意外や意外、ビーズアクセサリーを作るのが趣味だったり、お料理がプロ級だったりします。知らず知らずにこれが気分転換と元気の源だったりするのでしょうね。

指先を使うと「ぼけ」ないと言われます。確かに画家や手工芸のプロは高齢まで現役の方が多いです。また、自分で作ったものは大切にすると思うのでものを大切にする精神も身につくと思います。

母の同窓生は半貴石の指輪づくりが趣味です。ご主人が「女性はひとつひとつ丁寧に愛情をこめて忍耐強く作ることをやったらいいのではないか」とお稽古をすすめてくださったのだとか。

ほんやら堂の商品も布を用いた商品は工場でミシンで一人一人の手によって縫われています。なまけたろうに衣装を作ってみませんか?おやすみ羊のピロー類にマイ・カバーを作ってみるのもおもしろいかも知れません。生地を探すのは面倒ならタオルを使えば色、柄豊富で安価です。曲線を縫うのが難しい方はTシャツの着なくなったものをつぶして作れば伸縮性がありますよ。

すっかり秋らしくなり、今年は紅葉も早いようです。
秋の夜長を「手作り」で楽しんでみるのはいかがでしょうか。