「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2007年07月

湯たんぽの実験

本格的な夏休みシーズンが到来しました。
地震で被災された方々にはことのほか暑くて辛い夏になりそうですが、どうか健康には十分注意され、1日も早く元通りの平和な日々が戻って来ますようお祈りしております。災害のたびに家族の絆、隣近所とのおつきあいの大切さ、そして多くの知らない方々からの善意を強く感じます。人間関係がどんどん希薄になっている大都会でこんな災害が起こったら一体どうなるのだろうと考えさせられる毎日です。

さて、本題に入ります。日本ではほとんどの商品に季節性があります。だいたい商談などをしているのは半年前なんですね。ほんやら堂の今年の秋冬には湯たんぽが何種類も発売されます。私も夏場というのに涼しい日を選んで湯たんぽの実験をしてみました。湯たんぽはお湯を入れるだけのシンプルな暖房機器。お湯ならではのじんわりとした暖かさが続きます。お湯を取り替えるだけで本体は何度も使え、空気を乾燥させないのでお肌にも喉にもやさしく、光熱費も節約できる手軽なエコ商品です。
私は寒がりなので、冬寝るときはいつも電気敷毛布を使っていますが、肌が乾燥して困ります。今年から湯たんぽに変えてみようかしら、なんて考えています。今年の冬のほんやら堂はミニ湯たんぽ(普通の湯たんぽよりかなり小さめ)とハート型の湯たんぽ(これも小さめ)が新登場です。カバーもおしゃれでかわいいものばかり、いろいろ。背中にあててもいいし、ひざ掛けの下に入れてもいいし、足元を温めるのにもぴったりです。仕事場では電気ひざ掛けも使っているのですが、立ったり座ったりすると本体もコードも邪魔。これもミニ湯たんぽを複数使えばクッションをいくつも置いてあるようで見栄えも良くなる気がします。寒くなるのが今からちょっぴり楽しみな私です。

目利き

最近のニュースでどんどん日本が嫌になっています。年金問題−高齢者、コムスン-要介護者、ミートホープ-コロッケは庶民の食べ物、おそらくお金持ちは同社のコロッケを食べたことはないでしょうー皆犠牲になっているのは弱者ばかりだからです。社保庁の職員はろくに働かず給料をもらい続け、こんなになってもボーナスまで支給されています。コムスンやミートホープの経営者は立志伝中の人物として最近までちやほやされていたはずです。国民が騙されたのか人を見る目がなかったのか。

そして中国製の毒性食物が次から次へと出てきたこと。私自身は原産地や添加物の表記などは皆チェックして買うのですが、それも偽装だとすれば安心して食べられるものがいくつあるのでしょうか。BSEのときも感じましたが、食べてしまってから発表されてもそれこそ「しようがない」。

総合商社で会社員をしていた頃は船、化学プラント、スポーツブランド、家具、宝飾品、など輸出、輸入、国内取引とあらゆるジャンルのビジネスを経験しました。おかげで商品を見れば原価いくら、私がこれを買えば販売店はいくら儲かると瞬時に計算できてしまいます。特技かも知れませんが、普通の女性の買い物の楽しさを一生味わうことはないでしょう。不当に安いものはどこか怪しく思え買いません。良いものを真面目に作り良心的な価格で提供するのに日々努力を重ねている企業もあれば、安かろう悪かろう路線の企業もあります。消費者も価格だけに踊らされず、その違いをしっかり見分け、良心的な企業を応援していく努力をしなければいけないのではないでしょうか。ほんやら堂がどんなに大きくなっても良心的な企業であること1ファンとして願っています。
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