「ほんやら堂」のある暮らし

ほんやら堂の外部アドバイザーのYOKOさんは公私にわたってほんやら堂が大好き。 ほんやら堂の商品やそれにかかわる人々などをつづります。

2013年10月

おもてなし

東京オリンピックの誘致プレゼンで滝川クリステルが「お・も・て・な・し」という言葉をアピールしましたが、実は私はこの言葉が嫌いです。形式的ないしは作為的なものを感じるからです。日本人は型から入るのが好きで柔道だの茶道だのとなんとか「道」と言う言葉がよく使われますが、パターン化、マニュアル化してロボット的に教えこめば学ぶ方も楽なので一見マナーが良い人が多いように見えるだけではないかと思ったりもします。

その実、ある方は「見返りを求めるために行うのがもてなし」なので「おもてなし」は良い言葉ではないと言います。

日本で形式的にすぐれている、所作が美しいと思う事はしばしばありますが、それ以上の感動を覚えないのは「見返り」がちらつくからでしょうか。

一方、途上国でものもインフラも日本に比べれば不十分なのに心のこもった応対をしてもらうとありがたくて涙が出そうになる事があります。形式美なんかなくても、所作の練習などしていなくてもやはり「心が一番」と思う瞬間です。

ところが先日、日本でもこんな事がありました。弁護士事務所主催のセミナーに行った時の事です。かなり雨の強い日でした。受付の所でタオルを渡されたのです。白いふきんのようなタオルですが、濡れた洋服やバッグをこれでお拭きください、というものです。セミナー参加者数十名、しかも無料のセミナーなので事務所としては出費だらけです。ここまでの配慮をされると頭が下がります。

自慢たらしいかも知れませんが、私も結構配慮をしていて雨の日の外出時はほとんど折傘と傘袋を持って行きます。傘袋はファスナーで3方向完全に開閉ができるようになっていて内側には吸水パイルがついていますので傘をしまう前に洋服やバッグを拭くことができます。

なぜこうなったかと言うとホテルなど傘立てに傘を預けてしまうとその入り口から必ず出なければなりません。後で別の出口から帰ろうとしても傘をまず取りに行かねばなりません。その他、急な雨で訪問先に傘立てが用意してなかった、傘を間違えて持って行かれたなど傘をめぐってささいなトラブルがありがちだからです。その点、濡れないようにして自分が持って歩けばほとんどの問題は解決できるからです。

大きな台風も続けて来、今年の秋は雨が多かったような気がします。夏なら雨に濡れてもかえって涼しく思う事すらありますが、もう風邪の原因となったりします。無精をしないで天気予報が雨なら傘の用意を。

霜降から立冬へ

昨日23日は二十四節気(にじゅうしせっき)で「霜降」(そうこう)で冬へのサイン、そして11月7日には「立冬」を迎えます。つい最近まで「暑い、暑い、夏服がしまえない」などとぼやいていた気がします。そして急に寒くなったにもかかわらず、大きな被害を出すほどの台風が続々、外国も異常気象の所が多いとか、地球全体がおかしくなってしまったのでしょうか。

さて、二十四節気とは中国の戦国時代に考案されたもので簡単に言うと1年を24の変わり目に区切ったもので12の節気と12の中気が交替にやって来ます。つまり1月の間に必ず節気と中気があるわけです。おなじみ立春や立冬は節気、春分や秋分は中気にあたります。節気は季節の始まり、中気は季節の中間です。

日本では江戸時代から採用されましたが、もともとは中国の気候に基づいて作られていますので日本とは若干ずれがあり「雑節」と呼ばれる土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などを加えて旧暦としたそうです。昔から日本人は応用がうまく、ややこしくするのも得意だったようです。

霜降を過ぎ、東京では霜は降りませんが、ここのところかなり小寒い日が続いています。寒がりさんは暖房器具を使っていることでしょう。こんな季節におすすめは何と言っても湯たんぽです。お湯を入れるだけ、じんわりした温かさ、空気が乾燥しないのでお肌やのどをいためません。時間とともに冷えていくので「つけっぱなし」で事故を起こすこともありません。

私は食事の時にあまったお湯をミニサイズの湯たんぽに入れてどんどん取り替えて行きます。足や腰などホット・クッションのように使っています。

今年はなんとほんやら堂に蓄電式の湯たんぽが登場。10−15分の充電で使えるそうです。お湯をわかすのが面倒、お湯をすてるのも面倒、やわらかい感触のものがほしい、という方には蓄電式がおすすめです。特に女性の方、ひと手間かけて身体を温め、元気に寒い季節をお過ごしください。

蓄熱式湯たんぽの詳細はこちら
http://www.honyaradoh.jp/category/1381316078662/
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