先日、ほんやら堂の秋冬の展示受注会へ神田紺屋町のショールームにおじゃましました。

4月にブログ「富岡製糸場とシルク」
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というのを書きましたが、1859年の横浜港開港後、蚕種と生糸は日本の重要な輸出品となりました。1872年に設立された富岡製糸場は日本の近代化を担う洋式器械製糸の模範工場でした。富岡製糸場のある群馬県は蚕種と生糸の主要な産地として日本の近代化を導き、蚕糸業が地域経済や文化の形成に大きな役割を果たしました。

現在でも群馬県は全国一の養蚕県として群馬県独自の蚕品種をもちい、特徴ある「ぐんまの生糸」を産みだしています。

ほんやら堂もそんな群馬県高崎市にある企業です。世界遺産富岡製糸場とぐんまのまゆにこだわった安心、安全なシルクを使い健康や美容に関するグッズを開発しました。名づけて「日出絹(ひいずるきぬ)」シリーズとしてブランド展開を行います。

フェイスケア用は富岡産のまゆを使用した「お顔みがき まゆ玉パフ、群馬のブランドまゆである「ぐんま200」を使用した「お顔みがきミトン」など5種類。ボディケアは富岡産のまゆを使用したシルク・パウダーや「ぐんま200」を使用したやわらかボディタオルなど6種類。ギフトセットも2種類用意してあります。

なぜシルクに触れた肌にツヤと輝きが生まれるかというと知るが天然の美肌成分のセリシンなどを含む人間にとって必要不可欠な18種のアミノ酸でできており、触れる事により潤いのあるすべすべしたお肌へ整えるチカラがあると考えられているからです。製糸場で働く女性は午前に畑仕事をしている方も多かったようですが、午後の製糸場の作業で荒れた手もしっとりすべすべになっていたと聞きます。

シルク大国日本に思いをはせ、ちょっぴりリッチな気分でお顔みがき、お肌みがきを楽しんでみてはいかがでしょうか。