今日4月20日はイースターです。復活祭とも呼ばれキリスト教の行事である事は知っていても日本人にはなかなかピンと来ません。ところが最近イースター・エッグやうさぎと言ったイースター独特のグッズがディスプレイなどに出現、いよいよハロウィンのように日本にも定着するのでしょうか。

調べてみると復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」で年により日付が変わります。もともと日曜ですので祝日がふえるわけではありませんが、キリスト教が優勢な国では翌日も休日になることがあるそうです。欧州の主要株式・債券市場では前の金曜日と後の月曜日が休場になります。

宗教的なお祝いのしかたについては各宗派で異なるようです。

イースター・エッグは復活祭に出される彩色や装飾を施したゆで卵です。見た目には動かない卵から新しい生命が誕生することから死と復活を象徴しているとされています。赤く染められる事が多いのも十字架で流されたキリストの血の色と、血は生命を表すことから復活の喜びを表しています。

イースター・バニー(ラビット)は西方教会のみの習慣。16-17世紀にかけて定着したものです。ウサギは多産なので豊穣の象徴だそうです。16-17世紀にかけ西洋に定着しました。

日照時間の最も短い冬至を経てまた昼の長い季節を迎えるのを「復活」に見立てたのも洋の東西を問わず感覚が似ているような気がします。

イースターはふたたび戻ってきた春の象徴でもありますが、今日の東京は冬並みの寒さでダウンジャケットを着て外出しました。数週間前からそろそろと冬物を片付け始めたのですがまた引っ張り出して使っています。このままGWへと突入するのでしょうか。今日現在の予報では始めと終わりが不安的なお天気で中盤はお出かけ日和になるそうです。特にはじめには東、北日本に寒気が流れ込み、北海道では雪だそうです。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。