いよいよ今年もあと数時間で幕を閉じます。今年はどんな年でしたか?

私は今年の1月のなかばからfacebookを利用し始めましたが、facebookは今年のまとめを自動的に作る機能がついていてそれを公開できるようにもなっています。試しに自分のを見てましたが、「あれ?こんなもの?」という感じで自分としてはもっとハイライト・シーンがあったのでは?とがっくりするような結果でした。友達たちも異口同音に言っているので、どうやらオリジナルの記事(シェアは除く)でいいね!やコメントの数が多いものを自動的にひろうシステムになっているのではないかと推察します。これは自分が良くも悪くも感動するものと他人の視点は違うという良い例ではないでしょうか。

2000年の秋からエッセイをメルマガ配信、その後個人ブログに切り替えていますが、これも面白いもので自分が感動したものは力を入れて書いているにも関わらずあまり反応がなかったり、逆にネタ切れで穴埋め的に書いたものが非常に反応が大きかったりします。自分を理解してもらう、あるいは相手を理解する事がどんなに難しいかしみじみと感じます。でもそれは発信する事をやっているからわかる事で、そうでなければどんなに一人よがりの人間になっていたことか、と怖くもなります。

話は変わりますが、今週、町内会の役員の方々が防犯パトロールをしているのに遭遇、80歳になる町会長(女性)自ら歩いておられました。「夜の火の用心カチカチというパトロールはどなたがやってくださっているのですか?」と聞くと消防団との事。夜、窓から覗いてみると昔は法被姿でしたが、今はビームライトが光るガードマンのような制服姿でした。大晦日、ししてお正月へと昔はいろいろ行事があり家には人が集まってきたものですが、遅くまで火を使う、忙しくてあわてる、という事で防災活動が必要だったのでしょうが、今は放火や空き巣対策がメインのようです。時代は変わってもこうやって深夜まで見回ってくれる人はなくならない、本当にありがたい事だと思います。

欧米の格言では”Good start is a half done."というのがあるそうです。つまり良いスタートを切ることは半分完了したも同然という事です。良いスタートは心構えも含めきちんと準備が整わないとできないと思います。「1年の計は元旦にあり」、元旦からスタートとまで行かなくても準備のスタートをしてはいかがでしょうか。