このタイトルの言葉をご存じですか?
一月の「イ」、二月の「ニ」、三月の「サ」という頭の音からあてはまる動詞をつけたのでしょうが、ニュアンスがぴったりなのは何と昔の人のセンスが優れていたかわかります。

会社員生活24年、独立起業して10年になりますが、1月は正月休み、成人の日と休みが多く、(最近少なくなったとはいえ)公私にわたる新年会などがあったりとあっという間に過ぎていきます。2月は28日しかないのでこれもあっという間、3月は卒業や年度末で忙しい方が多く、またも文字通り、卒業したり、会社を辞めたりと去る人も多く、冬も去り、本当にあわただしく去って往く月です。

私の住んでいる東京では桜はだいたい三月の終わりごろに咲きます。桜にまつわる思い出のない日本人はほとんどいないのではないでしょうか。どこにでもあり、春を告げる花だからです。卒業式、入学式、入社式の思い出と重なる方も多く、人生の転換期を彩り、応援してくれる花とも言えます。

「桜を見ない人は幸せになれない」と言う言葉を聞いたことがありますが、どこにでもある桜を見るゆとりのない人は幸せではない、と私は解釈しています。何も桜の名所に行って席取りをし大げさに宴会をする必要もなく、桜の咲く公園を散歩したり、お花見ランチなど、人それぞれの桜の楽しみ方があっても良いと思います。時にはまだ寒い風に吹かれながら、小さくても懸命に咲く桜に癒される事間違いありません。

ほんやら堂の春のアルパカは桜バージョン、淡いピンクに桜の刺繍入り。お世話になったお礼や新生活の応援グッズとしておすすめです。