三笠フーズによる事故米が食用に使われていた事件を耳にし、おせんべい好きの私はギクッ。しばらくおせんべいを食べるのをやめよう、いや、もうとっくにどこかで食べているに違いない。おせんべいだけでなく、ピラフや炒飯などの加工食品にもひょっとして使われているのでは?と想像し始めると一体何を食べれば安全なのだろうと不安になります。小麦の価格高騰で米を見直そうといろいろな取り組みがなされていただけに本当に残念な事件です。

このニュースの報道からわずか半日もたたずして、当社には鹿児島の焼酎メーカーからFAXが入りました。同社の製品に使用されている米の仕入れ先から事故米や事故混入米でないことの証明書をつけた、社長直筆のFAXでした。「日本の食の安全が問われる中、当社は誠実に、正直に美味しい焼酎を造ってまいります。」

実は当社は今年の春トライアルで香港向けに240本のみ仕入れただけです。それでもこうやってきちんと知らせてくださる、社長の書いておられるように本当に誠実な会社だと思いました。私はすぐ香港の取引先にに事故米のニュースの英文版をつけ、安全である旨連絡をしました。先方はとっくにこのニュースを知っており、ほっとしたようでした。

このニュースを聞いておそらく「うちは関係ないだろう」ですませた焼酎メーカーもあったはずです。あるいは、長年取引のある米問屋に対し「事故米じゃないでしょうね。」とは冗談でも言えないというケースもあるでしょう。そこを一歩踏み込んで堂々と迅速に安全性をアピールする、そして社長自らが手書きで心の伝わる挨拶文を書く、これには広告以上の効果があると感じました。

私も早速この焼酎メーカーにお礼のメールを出し、エールを送ったことは言うまでもありません。