先週は中国の福建省に出張していました。まずは成田からアモイへ直行。アモイで押された入国スタンプに「高崎」と書いてありました。ご承知のとおり、ほんやら堂の本社は群馬県高崎市にあります。「あれっ?ほんやら堂に来たわけではないのに。」アモイの空港は正式には「アモイ高崎国際空港」と呼ぶようです。高崎さんという方が入国したら面白いでしょうね、なんて。

中国の方の姓は1文字が多いですが、地名は2文字が多く、日本人の姓と一致するものも少なくありません。たとえば河北省の河北とか、広西省の広西とか。私の姓も雲南省の県名にあります。中国とベトナムの国境にあります。この両国とは仕事でつながりが深いことから偶然の一致としては出来すぎの感もします。

さて、福建といえばお茶どころです。アモイの空港免税店で素敵なお茶を発見しました。ジャスミン茶を球根のような形にまとめ、そのうえにアマランサスの紫の花がついたものです。アマランサスは最近注目を浴びつつある栄養価の高い雑穀です。ガラスのコップにこの球根のようなものを入れ、お湯を注ぐとコップいっぱいに花が咲きます。まさに水中花ならず、湯中花。見てもきれいだし、飲んでもおいしいのです。
ほんやら堂のあったかグッズとアマランサスのお茶、これからのシーズンにはぴったりではないですか。

この免税店、お茶を買うとチャイナ服のかわいい女性がお茶をたててくれます。お菓子などもいただけ、一人旅でしたので30分ほどゆっくり過ごさせてもらいました。
食の安全が揺れている中、中国茶には「安全マーク」のシールがつけられるようになったようです。中国でお土産にお茶を買われる際には必ずチェックなさってください。