実は前のブログを書いて数日たってからThe Nikkei Magazine (日経新聞のおまけです)を受け取り、見つけた記事が和服を着ることにより外反母趾も腰痛もなくなったというものでした。これも「和の見直し」で不思議な偶然の一致です。
 和服は腰骨のところで紐をしめ、帯で肋骨を固定しますが、これが正しい姿勢を保ち、ムダな力を使わず作業ができるようになっているらしいのです。また、下駄も前倒しに体重をかけることにより、楽に踏ん張ることができます。
 私自身、昔和服にこっていた時期があり、土日はほとんど和服で過ごしたことがあります。もちろんそれで家事などもしていましたが、タスキをかければ袖は邪魔になりませんし、冬は足首までくるむので暖かく、絹素材ですと軽くて動きやすかったのを覚えています。ただし、着るのに慣れがいるのと、簡単に洗濯ができない、高価であるのが難点です。平たくたためるので収納にも便利です。それに和服を着ると動作も自然に女性らしくなる(あるいはそう見えるのかもしれない)のが不思議です。
 「和」の文化は実に奥深いものと感心しました。ほんやら堂も日本の文化を大切にしたいというポリシーを持っていますので、消費者の立場からも「和」の見直しや日本人としての誇りにつながるような素敵な商品をどんどん世に出してほしいと願っています。