最近のニュースでどんどん日本が嫌になっています。年金問題−高齢者、コムスン-要介護者、ミートホープ-コロッケは庶民の食べ物、おそらくお金持ちは同社のコロッケを食べたことはないでしょうー皆犠牲になっているのは弱者ばかりだからです。社保庁の職員はろくに働かず給料をもらい続け、こんなになってもボーナスまで支給されています。コムスンやミートホープの経営者は立志伝中の人物として最近までちやほやされていたはずです。国民が騙されたのか人を見る目がなかったのか。

そして中国製の毒性食物が次から次へと出てきたこと。私自身は原産地や添加物の表記などは皆チェックして買うのですが、それも偽装だとすれば安心して食べられるものがいくつあるのでしょうか。BSEのときも感じましたが、食べてしまってから発表されてもそれこそ「しようがない」。

総合商社で会社員をしていた頃は船、化学プラント、スポーツブランド、家具、宝飾品、など輸出、輸入、国内取引とあらゆるジャンルのビジネスを経験しました。おかげで商品を見れば原価いくら、私がこれを買えば販売店はいくら儲かると瞬時に計算できてしまいます。特技かも知れませんが、普通の女性の買い物の楽しさを一生味わうことはないでしょう。不当に安いものはどこか怪しく思え買いません。良いものを真面目に作り良心的な価格で提供するのに日々努力を重ねている企業もあれば、安かろう悪かろう路線の企業もあります。消費者も価格だけに踊らされず、その違いをしっかり見分け、良心的な企業を応援していく努力をしなければいけないのではないでしょうか。ほんやら堂がどんなに大きくなっても良心的な企業であること1ファンとして願っています。