今回は11月14日のブログでご紹介した「さくらのしばずきん」
http://blog.livedoor.jp/honyara_kawaguchi/archives/52310379.html
について、しばずきんちゃんにお話をうかがいます。
*画像はクリックしていただくと拡大した形でご覧になれます。

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★今年の2月のインタビュー
http://blog.livedoor.jp/honyara_kawaguchi/archives/52304049.html
で季節を感じさせる帽子の開発について香りも大切とおっしゃっていましたし、「春らしく日本と言えばこの花」と予告めいた発言がありましたが、この桜だったんですね。今まではフルーツ路線でしたが、花をテーマにしたのは初めてですね。何か心境の変化でもありましたか?

(しばずきんちゃん)
いつも呼んでいただいてありがとうございます。しばずきんです。
商品企画についてはほんやら堂の企画会議に時々出席させていただきますので、その時見聞きしたことをお話しする形になりますが、来年の2020年オリンピックが日本で開催され、外国の方が日本にたくさんいらっしゃると思い、おもてなしという意味を込めて、日本らしいモチーフのしばずきんを作りたいと考えたそうです。発売時期の春にふさわしく、日本らしさが伝わるモチーフがまさに桜だったんです!今までのしばずきんシリーズの中で一番インパクトのある帽子になり、実は担当の方が一番驚いております。私もびっくりです。

sakura_2★★Twitterで「どちらのデザインが好き?」というアンケートがありました。結果はどうだったのでしょう?このインパクトあるデザインのほうが最終的に選ばれた理由は何でしょう?作るのも大変そうに思えます。

(しばずきんちゃん)Twitterの最終的なアンケート結果…、実は今回のインパクトのあるしばずきんではない方のしばずきんを商品化してほしいというご意見が多かったんです。

企画会議でもこのアンケート結果を踏まえて、どちらにするのか皆さんは本当に悩んだのですが、パッと見た時の桜のモチーフのわかりやすさとインパクト、そして今回の帽子としばずきんのボディの色がマッチして、売り場に陳列された時、そして購入してくださった方がおうちに飾って頂いた時に、桜の木がパッと咲いたように素敵に映えて、春の季節感を楽しんで頂けるのでないかと思い、最終的にインパクトのあるしばずきんが商品化されました。桜の帽子の形状はやはり少し複雑で、完成に至るまではちょっぴり苦労されたそうです。途中段階では、桜ではなく、カニと言われたり…。
自社展示会でお客様に見せた時の、「何これっ!?。(笑)」の第一声が忘れられません。

★★★それだけ今までのイメージをうち破ったとも言えますね。桜餅を手に持っているのですが、「ありそうで案外ない」姿にも思えます。桜餅は最初から考えていたのでしょうか。

sakura_3(しばずきんちゃん)
担当の方がコンビニスイーツが本当に好きで、この桜のしばずきんのアイディアを考える時期に、たまたまコンビニで桜餅を見かけたらしいんです。もうこれを持たせたら、絶対可愛い!と思ったらしく、最初のデザイン提案の時から既に桜餅を抱えていました。私もすっかり桜餅ファンになりました。



★★★★だっこまくらがないですね。帽子が大きすぎてじゃまになる?といった理由からですか?

(しばずきんちゃん)
お昼寝まくらのサンプルが出来上がってきた段階で、お昼寝まくらでも、かなり大きいね…!というご意見がちらほらありました。今までのしばずきんと比べると、もの凄いインパクトだったので。
自社展示会を通し、お客様のご意見を踏まえ、だっこまくらは大きすぎて売り場に置いてもらえないんじゃ…。という心配の結果、今回の桜モチーフではだっこまくらはやめておこうかといことになりました。
担当の方は、だっこまくらが売り場に置かれていたら、どんなすごいインパクトだったんだろう…見てみたかったなぁという気持ちがあったようですが、最終的にお昼寝まくらと、アイピロー、ぽんぽんをみなさまにお届することができてとても嬉しいです。今回の桜のしばずきんが多くの人の目にとまり、桜の季節を感じていただけると嬉しいですね!


sakura_4★★★★★きっと売場でもぱっと大きな桜が咲いたように華やかに見えることでしょう。桜の花は誰をも笑顔にしてくれます。しばずきんちゃんのお顔がついていればもっとハッピーな気持ちになれること間違いなしでしょう。

(しばずきんちゃん)
ありがとうございます!いつもインタビューの前にはドキドキしてしまうのですが、とても細かい所までよく見てくださっているのがうれしくて、ついおしゃべりになってしまって。でも「ああ、まさに私が話したかったことはこれだった!」とすっきりした気分になるんです。このインタビューを読んでくださる皆様にとっても「おもしろい!」「なるほど!」と思っていただければうれしいです。