大震災と津波、そして福島の原発とあっという間に半月以上が経ちました。いまだに増え続ける行方不明の方々の数。寒さの中、大変な数の避難生活をされている方々。一方、復興の足音も着実に聞こえてきました。

話題は福島の原発に移りつつあります。本当は東京周辺がしっかりと経済活動を行って復興を支えなければいけないのに停電や放射能の数値に悩まされる毎日です。こちらはいつ終息するのかまったく目途がついていません。長期化すれば経済も弱者もまいってしまいます。

そんなこんなで桜の事はすっかり忘れていました。ふと見上げると日当たりの良い場所に植えられた若木には桜の花が咲いています。古木はまだつぼみのままです。桜はひとつでは地味な花ですが集まればこの上なく懸命で美しく、日本人のようです。

平時なら卒業、入学、就職と忙しい季節です。そんな人生の節目を迎える方々にとっては特に一生忘れられない思い出の年となる事でしょう。「さくらおやすみ羊」や「さくらバスギフト」も思い出のお手伝いができるかも知れません。

自然は災害となって強暴な力を見せつけてくれましたが、何事もなかったかのように咲く桜は春の訪れのしるしでもあり大きな自然の営みを感じさせてくれます。
被災地の皆様の所にも早く桜が咲くといいですね。思わず微笑ませてくれる春の支援者です。