シンガポールで発行されている「JAPAN CLOSE-UP」という日本を紹介する雑誌にほんやら堂のリラビトが掲載されたそうです。シンガポールは東南アジアの情報の中心地であるばかりでなく、欧米諸国にとっては古くから中国、インドへのビジネスのゲートウェイでもあります。そのすぐれた金融制度や法務、ロジスティックといった管理的サービスを活用してアジアビジネスの拠点としている企業もたくさんあります。

先日発表された世界経済フォーラムの国際競争力ランキングでは日本は8位、シンガポールは7位です。もちろんアジアでシンガポールがトップです。人口4百万人強の小さな都市国家ですが、あなどれません。いえ、小さいからこそ、早くから自国の特性を伸ばせ、管理も行き届いたと言えます。

実は先日シンガポールの上場企業の管理職の方々と食事をしたのですが、ひとりは女性で10年ぶりの来日だそうです。彼女は「日本はいろいろな建物があるから好き」なのだそうです。ごちゃごちゃと新旧の建物が入り混じり、都市計画なんてなっていないと思えばそれまでですが、それがまた味わいがあり、退屈させない何かがあるのでしょう。

一方、シンガポールには日本料理屋があふれており、高くはないので、自分たちは日常的に食べているので、わざわざ日本で日本料理は食べたくないと言われ、銀座のフランス料理にしたのですが、日本のフランス料理は気取らず、おいしく、手ごろな価格で楽しめるので素晴らしいと絶賛。外国人が日本料理に食べ飽きているのも良し悪しですね。