今日、東京ビッグサイトで開催されている「グッド・デザイン・プレゼンテーション」を見に行って来ました。ほんやら堂も初めて参加したグッド・デザイン賞にノミネートされている商品が審査用にずらりと展示され、それを一般の人も見ることができるようになっているのです。実は私はこの賞を主催している日本産業デザイン振興会とは数年以来、時々お仕事をご一緒させていただいており、毎年見に行っています。今年は空間デザイナーの手でカテゴリーごとにわかりやすい展示レイアウトがなされていました。

ほんやら堂のハリツボネズミたちは結構人気があり、写真を撮る人、触る人がたくさんいらっしゃいました。「頑張れ」ときれいに並べ変えたところ、後から来た人が「かわいい」なんてなでなでしてくれていました。きっと多くの方から応援パワーをいただいたに違いありません。

乗用車のコーナーで、釘付けになったのはランボルギーニでした。入場者は自分の好きなデザインに投票できるのですが、こんな低いノーズの車は日本の一般道路ではどうしようもない、と思いつつ、ミルクがかったライムグリーンの色が何ともいえず投票してしまいました。デザインにもうなりますが、お値段にもうなります。こんな車に乗ったら皆に見られて恥ずかしいので、「良かった、買えなくて」なんて。でもどなたか乗せてくださるなら、車にぴったりの衣装で伺いますので、よろしくお願いします(半分冗談)。

個人的に注目のアイテムは「OKURIN」ぬいぐるみの形をした袋で、ジッパーがついていて中にプレゼントを入れて送ることができるものです。布地製なので洗って何度も使えます。日本人の年間プレゼント回数は6.4回だそうで、家庭ゴミの実に0.1%がプレゼント包装によるもの。それを減らそうとして開発されたのがOKURINです。すべて環境にやさしい素材で作られていて、体の不自由な方々がひとつずつ手で作っているためロットナンバーがつけられています。人にも地球にもやさしいOKURINですが、Mサイズが4,500円はちょっと高いかな。。。