最近、朝晩はぐっと涼しくなり、時には涼しすぎる日もあります。「そろそろ寒さ対策も考えなきゃ」という気分になります。今週はお彼岸なので「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね。

北国でそろそろ話題になり始めたのがこの「小春ノネコ袢纏」です。

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「ネコ袢纏」ってなあに?猫と関係があるの?と思われる方のために調べてみました。

■ルーツ
長野県の南木曽町だそうです。
町の面積の94%が森林で冬は寒さに閉ざされる厳しい土地です。
農業ができない冬の間は女性たちが「ろくろ細工」や「桧笠」などの伝統工芸品を作って家計を助けました。
そんな女性たちを寒さから守り、働きやすいよう配慮されたのがネコ袢纏です。


■名前の由来
ネコ袢纏って覚えやすくかわいい名前ですね。
ねんねこ袢纏から、
作業している姿が猫背だから、
猫のように温かいから、
など諸説あります。

今では南木曽町の町おこしにもネコ袢纏が一役買っているそうです。

■ネコ袢纏のすぐれている点
首、肩、腰を温める
肩、腕を拘束しない
背中の熱を逃がす(ムレなし)
という要所を温めながら動きやすいという先人の知恵の結晶です。

奈良のニット職人の匠の技で空気を含んで温かい編地ができました。

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