昨日はクリスマス・イブ、仕事と家の用事が何重にも重なり、朝ごはんというか1食目は午後2時、夕方少しフルーツを食べて夜中まで残業。ケーキもプレゼントもあったものではありません。社会人になってから毎年こんな感じです。まさに戦場のメリー・クリスマス。

映画「戦場のメリー・クリスマス」をご存じですか?1983年の大島渚監督の作品で、デヴィット・ボウイ、坂本龍一、北野武が出演しているちょっとユニークな映画です。坂本龍一の映画音楽はお聞きになった方も多いかと思います。1942年、ジャワ島にある日本軍俘虜収容所の人間模様、交錯する文化を描いた作品で、第36回のカンヌ映画祭のグランプリ候補でありながら、結果は「楢山節考」がパルム・ドール賞を受賞しました。日本映画の当たり年だったんですね。

映画はさておき、私同様にクリスマスやお正月なんていっていられない人々も世にはたくさんいらっしゃるはずです。そうやって多くの人々が楽しむのを支えてくれたり、快適、安全な生活を維持するために見守ってくれる人々にどうしてスポット・ライトが当たらないのか不思議に思います。日本は商業主義に侵されてしまったかのようです。

今が一番忙しい方々に「メリー・クリスマス!そしてありがとう。」