今回は商品企画開発部の曽根さんに「フォレストチャーム」についてお話をうかがいます。
★売れ筋商品がプチプライスでそろうシリーズで、春のお配りギフトにはぴったりだと思います。パッケージを見るだけでうきうき「春」を感じます。さて、今年の新商品について昨年のカタログと比較をしてみました。まず、CICA入りの入浴料にシトラスの香りとフルーツカクテルの香りが出たのですね。昨年はホワイトティーの香りでした。入浴料2P入りのバスギフトは390円ととてもお手頃でびっくりしました。ながら温アイマスクの3P入りも出ました。昨年は1Pのみでした。香りもラベンダーで、500円とは充実感がありますね。なかなか心憎い新商品戦略のように感じられるのですが、どんな新製品を出すかというのはどういうプロセスで生まれてくるのでしょう?
(曽根さん)
ありがとうございます!
新製品を出すプロセスは、商談会でのバイヤー様とのお話内容や市場を見てとなります。BtoBtoCのビスネスモデルなので導入してくださるバイヤー様のお考え、エンドユーザー様の思考、志向、を同時に見ています。
今回のタイミングは、エンドユーザー様が確実に節約思考に入っているだろうなあ、と言うことにポイントをおきましたので、おっしゃっるようにお手頃価格、このタイミングでニーズがあるアイテム、誰にでも好かれるようなデザイン、この辺りを心がけました。
★★フォレストチャームはもともと「森の妖精」でしたね。キャラクターを強調しないのは理由があるのですか?
(曽根さん)
あ!そのようなことを考えたこともありませんでした!
理論的に考えられていませんでした。この感じがいいかな、と思っておりました。
全体的に柔らかい感じの中にポツポツと動物がいる、と言う感じにしたいなと思いました。それでも自分の中では割と動物主役な配置にしたつもりでしたけれど。
当初動物がいないデザインも作っていたりして、やっぱり動物をそこまで強調したくなかったのかなあ、振り返ってみますとご指摘のようにキャラクターを強調していなくて、特に理論的な理由はなく、感覚的でした。
当初、お花をメインにしたきれい系のデザインを商談会でご提案していて、バイヤー様のお声を聞いていくうちに、「あ、このきれい系はほんやら堂に求められていないな!」と言うのが分かりましたので商談会の最中、途中からこちらのデザインに切り替えてご提案したことを今思い出しました。
デザイン変更後は、導入率がグンと上がりましたので、こちらのテイストで広げようと思った次第です。
春のお配りギフトに欠かせないシリーズになれるよう、これからも頑張りたいと思います。
◆商品紹介記事 https://honyaradoh.co.jp/honyara-life/archives/5255
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