朝夕は小寒い日もあり、暖かいお風呂がうれしい季節となりました。今回は入浴剤「御薬湯」について商品企画開発部の曽根さんにお話を伺います。
★お薬のお湯と書いて「おやくとう」と読む、なかなか印象的なネーミングですが昔からそう呼ばれているのですか?
(曽根さん)
はい、こちらは確か…2010年、いまから約10年以上前に発売しており、惜しまれつつ一度販売が終わってしまった商品です。
それがまた販売できることになりまして、今回改めてリリースいたしました。
2010年初回発売より「おやくとう」のネーミングで親しまれております。
★★一般の入浴剤とはどこが違うのでしょうか。
(曽根さん)
こちらの商品は、全国のリハビリテーション施設でも使用され続けている医薬部外入浴剤です。
昭和8年当初の処方をベースに現在も作り続けております。
★★★全国のリハビリテーション施設で愛用されているとのことですが歴史的な背景について教えてください。
(曽根さん)
元々リハビリテーションはアメリカから来た理学療法で、当時は新しい治療法でした。
その中にスイッチ療法というというものがあったそうです。
それは入浴して血行を良くしたり、体を柔らかくしたり、というものだったそうです。
その治療の際に、入浴剤を使ったらどうだろうか! というのが始まりです。
★★★★松の精油の香りとのことですが、もともとそういう香りなのでしょうか。それとも商品化にあたってつけられた香りですか?
(曽根さん)
元々ドイツではザルツ浴という塩入浴が流行っており、その際にパイン(松)ニードル(葉)オイルを使用していたそうです。
そこからヒントを得て、癒し松の香りにしております。
★★★★★ コロナ禍の今、在宅時間がふえ、健康管理が気になります。どんな方、どんな時に使うとより効果的でしょうか。
(曽根さん)
年中お使いいただける商品ですが、最も実感していただけそうなのが真冬です。
入浴後も体がポカポカと本当に温かいです。
冷え症の方には特に実感されていただけると思います。
私は登山後の筋肉痛の時などにも愛用しております!
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