今回は「さくらラテ」と「いちごラテ」について商品企画開発部の黒田さんにお話をうかがいます。
★「ほんやらな人々 ＃94」
でもお話いただいたのですが、スープやラテがお配りギフトとして大人気ということでした。どんどん飲物の新商品が出て来るということは引き続き好調、自信が持てたということでしょうか。ほんやら堂のような雑貨メーカーが食品を手掛けるには勇気が必要だと思うのですが、雑貨と比べ違う点、工夫された点はありますか？
(黒田さん）
昨年より、食品にも力を入れております。秋冬に販売したスープや、ラテが人気で好調なことから、今回の「さくらラテ」と「いちごラテ」のような季節限定の味を出してみたらどうか、勇気を持って挑戦してみました。
雑貨との違いは、食品は「味」が大切なので開発段階では、社内で試飲をして、社員の意見を参考にしながら、何回も試作して味を決定しました。
そのため、お客さまにおいしいと感じていただける商品を提供できるように力を入れています。
工夫したところは、雑貨と同じように、パッケージデザインにこだわりました。
商品の魅力を引き出すように、イメージに合っていて、おいしそうだな。気になるな、と手に取っていただけるようなデザインにしております。
★★今回の「さくらラテ」と「いちごラテ」の特徴についてお話していただけますか？
(黒田さん）
「さくらラテ」と「いちごラテ」は、春季限定の商品です。
「さくらラテ」は、桜ペーストを使用しているので桜風味がするところが特徴です。ラテを加えることで、ほんのりした甘さとほのかな桜の香りが調和して、春の訪れを感じさせてくれます。
「いちごラテ」は、ほんのりした酸味といちごの甘さが特徴です。いちご濃縮果汁パウダーを配合しているので、いちごの風味を表現しています。ジューシーさと、まろやかな味わいが楽しめて飲みやすいです。
どちらのラテも素材を大切に、季節感があり特別な味を楽しむことができるので、これからの春の贈り物や、自分へのご褒美としてもぴったりです。
ぜひ、お手に取っていただけるとうれしいです。
★★★「さくら」と「いちご」のバス＆ボディケアなどのギフトシリーズは毎年春の定番となっていますが、そこにラテも新商品として加わる形になります。雑貨系のお店は食品を扱っている所もあれば、食品は一切置いていない所もあります。前者では他社製品との競合の問題があるでしょうし、後者の場合はやはり勇気がいるのではないかなと思ってしまいます。今までの取引先の反応はいかがでしたか？
(黒田さん）
「さくらラテ」と「いちごラテ」の新シリーズの導入で、様々な商品で横展開ができ、お客様にも喜んでいただけた印象でした。
季節商材で、新しいカテゴリーの「食品」をはじめたことで、競合もたくさんいて、受け入れられるかどうか心配でしたが、質の高さや、かわいいパッケージを評価していただきました。
雑貨から、食品への拡大によって新たな売り場を作ることができ、これからも食品分野での展開を広めていって、雑貨メーカーならではの食品ギフトができたらと思っています。
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