ほんやらな人々#96 商品企画開発部 曽根さん~「手軽に飲めて、身体に良くて、粉末タイプで市場にあまり出ていないドリンク~ 

最近、甘酒の効用が見直されて、特に女性に静かなブームのような気がします。調べたのですが、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれており、点滴とほぼ同じ内容であることから「飲む点滴」とまで呼ばれているそうです。

ただ、アルコール分がほとんどないため、ソフトドリンクに分類されていてなかなか売り場が見つかりづらかったりします。この商品を展示会で見て、これならどこでもいつでも飲めますし、ストックも楽だと思いました。

★前置きが長くなり、失礼いたしましたが、甘酒を商品化しようときっかけは何だったのでしょうか。

(曽根さん)

手軽に飲めて、身体に良くて、粉末タイプで市場にあまり出ていないドリンクないかな〜というので「甘酒」どうだろうか?と。製造元さんとコラボできて商品化へ至りました。

★★5種類の風味がありますが、どのようにして選ばれたのでしょうか。とても日本らしいと思います。

(曽根さん)

こちらはまず数種類のテイスティングから美味しいものをピックアップし、展示会でお客様へご提案しました。その際に、「はちみつ」があったら良いのではないか?や、インバウンド需要もありますよ、日本らしい「梅」味は海外の方に売れていますよ、という情報もいただき、美味しくて、需要のある味、特に日本らしさも意識した味で決定いたしました。

皆さまのお知恵をいただきました。

実際にご試飲していただきましたお客様からは、「さくら」味、「はちみつ」味が人気でした。「プレーン」はテッパンですね。

★★★ほんやら堂の商品はどこか和の懐かしい、心にしっくりなじむようなテイストのものが多かったのですが、最近かなり洋風に傾いてきた気がします。個人的な感想ではありますが、甘酒が出たことにより、以前のほんやら堂のイメージがよみがえってきた気がします。パッケージデザインなどどんな所に工夫をされましたか。

(曽根さん)

よくみてくださっていて驚きです!ありがとうございます!

和テイストはお店様や販売時期が限られてしまったり、マーケットニーズから少し離れてしまった時期もありました。ニーズに合わせ、ほんやら堂のデザインもより手にとっていただきやすいものへ変化させて参りました。

最初に「甘酒」案が出てきた時に、個人的にとてもほんやら堂らしい商品だな〜と思っておりましたので、このご質問に正直驚きました。

コンペでもこの商品は確かかなりの回数をやり直した記憶があります。みんなで何度も何度もデザインを出し直して、最終こちらに決まりました。

ラテ、スープのように可愛いデザインも出てきましたが、やはりこちらは機能をきちんとお伝えする商品なのではないか、というコンセプトでよりわかりやすいデザインに決まりました。

言われてみると何か以前のほんやら堂らしさがありますね。

工夫した点は「発酵の力で整う」のコピーが「甘酒」の次に目にとまるように、ということと、インバウンド向けに「AMAZAKE」も入れました。「日本古来のスーパーフード」でもあるのでそちらも前面に入れました。お米って本当にすごいですよね。

あとは5種の味が色で識別しやすいようにいたしました。

ディスプレイボックスの上部のお米の形が気に入っています。

冒頭でもおっしゃっていただきました通り、今や冬ではなく夏のドリンク!にもなりつつある甘酒です。もちろんこれからの寒い季節にもぴったりです。

もし皆さまにお手にとっていただき、飲んでほっこりタイムをお過ごしいただけましたら幸いです。

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