ただいまお仕事中 #02 上海で秋冬商品を作っています(下)

昨日のブログ
https://honyaradoh.co.jp/honyara-life/honyara_kawaguchi/archives/52270333.html
の続編です。

上海出張中の商品企画部の加藤さんが工場の方にインタビューをしてくれました。

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インタビューに関しては、、、
工場TOPであり、現場仕事TOPの男性が
昼ご飯も立ったまま2分くらいで食べ終わる忙しさで
なかなか、余裕もなく。

★日本向けの商品ということでどんな所に一番気をつかいますか?

【工場担当者】
長年協力してきたので、ほんやら堂の仕事には慣れています。
指示書も翻訳無しでもわかる程。
指示の細かい所を注意しなければならないです。
指示書に問題があって、その通りに出来ない所は自分たちで工夫しています。
例えば細かすぎてアップリケ刺繍ができないところは、糸だけの刺繍に変更したりします。

★★中国の方がたは日本人のものづくりについてどう思っているのでしょうか。

【工場担当者】
とくに欧米向けと日本向けの仕事をしていますが、
日本向けはとにかく一言でいうと「細かい」対応が必要です。
量産品も欧米向けは抜取り検品ですが、日本向けは全数検品しています。
量産品に関しても要求が多く、特にサンプル通りという指示が難しいです。
サンプルは熟練の工員さんが作るので上手ですが、量産品をそのレベルに持って行くのに苦労します。
また、サンプルの修正回数も多いです。

おまけ情報
初日のランチ

ランチ1

ランチ2

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加藤さん、忙しい中楽しいレポートをありがとうございました。

よく中国製品はサンプルはきれいだけれど、量産に入ると質が落ちると聞きますが、サンプルは熟練工さんが作るのですね。新しいものを作るのは難しいし、注文を取らないといけないので工場も気合が入っているのでしょう。機械で生産するものと違い、手作りですからひとつひとつ同じレベルを維持するのはさぞ大変なことだと思います。

ザリガニのレポートもクマのイラスト付きで見ごたえがありました。

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