ほんやら堂の「安眠おやすみ羊」が去る9月12日に日本感性工学会が主催する「第12回かわいい感性デザイン賞」の最優秀賞を受賞しました。
この賞の趣旨につきましては、下記をご覧ください。
今回はマーケティング担当の高峰さんにお話を伺います。
★「おやすみ羊」はほんやら堂を代表するロングセラー商品です。受賞で改めてその理由がわかった気もしますが、この賞へ応募されたきっかけは何だったのでしょうか?
(高峰さん)
中央大学理工学部ビジネスサイエンス学科の庄司教授とのご縁が始まりで、庄司教授からおやすみ羊の情緒的価値に高い評価をいただき、推奨いただいたことが今回のきっかけとなりました。
★★最優秀賞を受賞できる自信はありましたか?どんな点が評価されたのでしょうか?
(高峰さん)
はい。自信はありました。評価された点は、見た目のかわいさだけではく触った時のふわふわとした感触、かつブレンドされたラベンダーテイストのフレーバーで癒し・安眠という点でも高い機能性を持っているというところです。
★★★いただいた賞や評価に対し、どんなお気持ちでしょうか?また、「おやすみ羊」に対する見方や期待に変化がありましたか?
(高峰さん)
ほんやら堂は、情緒的価値をモノ造りに生かす商品開発を行っている会社です。それが、アカデミアの視点から評価されたことはとても誇りに思います。
★★★★次に「おやすみ羊」についてうかがいます。ロングセラーで定番として長く多くの方に愛されているシリーズですが、販売されたのはいつですか?どんなきっかけで開発されたのでしょうか?
(高峰さん)
今から20年以上ほど前となります。時代背景は、「癒し」とか、「健康」というキーワードがトレンドになっていました。
ほんやら堂は、リゾート(物産業界)から、アーバン(雑貨業界)へシフトし、すでになまけたろうが雑貨業界にて、一世を風靡しておりましたのでその後継キャラクターとして、コンセプトは機能性をもった癒される商品(ここではまくらに絞り込んで)という成功体験に裏付けられた範疇での第2弾、第3弾へ向けての開発でした。
キャラクターは3年ほどで商品ライフサイクルがピークを迎えますので、衰退しないであろうキャラクター過ぎないモチーフというコンセプトのもとに、羊というモチーフを選択し、癒しという漠然としたテーマでなく、眠りの知恵という具体的で、あの頃はまだ新しい分野だった眠りという新分野を切り開きたいと考え、商品化を行いました。
なまけたろうの後継キャラクターとして、キャラクター色が強すぎず、幅広い客層をターゲットとして機能性(眠り)マスコットという分野を切り開きロングラン商品に育ちました。
★★★★★下記記事のように、5月にリニューアルされましたが、反響はいかがでしたか?
(高峰さん)
元々人気であったコンテンツ商品になりますが、手触り感の向上やパッケージイメージに関して法人のお客様、消費者の皆様共に大変好評をいただいております。
★★★★★★「おやすみ羊」に関する今後の予定(新商品やキャンペーン)がありましたら教えてください。
さくら柄のおやすみ羊等、季節感に合わせた期間限定商品などをリリース予定です。 あわせてSNSなどでのプレゼントキャンペーンなども考案中ですので、今後も「おやすみ羊」をどうぞよろしくお願いいたします。
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